No side
これは、少女の
失われた 本当の記憶
あなた「ねぇ、おとうさん」
お父さん「どうしたあなたの下の名前?……顔色が悪いね。 具合が良くないのかな…」
その日の朝
少女は眉を寄せ、父親に胸の痛み訴えた。
父親は彼女の体調を心配し、病院に連れて行こうとした。
しかし、
お父さん「はい、あなたの名字です。…今からですか?……わかりました、すぐに向かいます」
突然電話が鳴り、父親が出ると仕事の電話だったようで父親の表情が陰っていった。
お父さん「…ごめん、あなたの下の名前。病院に連れて行きたかったんだが、お父さん仕事に行かないといけなくなっちゃって…」
父親は少女に向かって申し訳なさそうに言った。
ソファに座っていた少女はにっこりと笑った。
あなた「大丈夫だよ。おしごと頑張ってね」
父親は少女を抱きしめ、頭を優しく撫でた。
お父さん「本当にごめんね…なるべく早く帰ってくるから」
その日はちょうど母親も用事で夜まで家を空けていた。
体調の悪い娘を1人家に置いて仕事に行くのは父親も心配でならなかったが“ヒーロー”という職業に就いている以上、休みの日に突然応援要請がかかることも少なくなかった。
お父さん「何かあったらすぐに電話してね。事務所の人に話しておくから」
あなた「うん、わかった」
いってらっしゃい、と少女は変わらぬ笑顔で父親を玄関まで見送った。
あなた「…痛い」
少女は胸元をぎゅうっと抑え、苦しげに表情を歪めた。
胸の痛みがだんだん強くなっていることに恐怖を覚え、ソファに横になりその小さな身体をさらに小さく縮めこんで痛みに耐えた。
???「あなたの下の名前!!」
玄関先からドタドタと騒がしい足音がする。
あなた「…おかあさん?」
いつの間に眠っていた少女は、その音で起きた。
数秒もしないうちに部屋の扉がバンッと勢いよく開き、焦り散らかした少女の母親が現れた。
お母さん「あなたの下の名前!大丈夫!?体調はどう?お腹空いてるよね!?」
父親から少女の体調が悪いと知らせを受けた母親が、大急ぎで帰ってきて質問攻めになった。
少女がふと窓の外に目をやると、空は真っ赤に染まっていた。
夕方までずっと眠っていたらしい。
あなた「おかあさん、おかえりなさい」
お母さん「ただいま!とりあえずお熱測りましょうか」
落ち着きを取り戻したらしい母親が、引き出しの中から体温計を持ってきた。
お母さん「37.6℃…平熱高めのあなたの下の名前にしても高めね…
胸の辺りが痛いって言ってたらしいけど今はどう?まだ痛い?」
(あなたの下の名前ちゃんの平熱は37.0℃)
あなた「ううん、もう大丈夫。でも…」
少女は手のひらをにぎにぎして、眉を顰めた。
お母さん「でも?」
あなた「何だかがもやもやする」
お母さん「もやもやかぁ」
母親も少女と共にうーん、と頭を捻るも結論は出なかった。
語り手による 真実を語る時間が始まります。
そんなタイミングに本当に申し訳ないのですが、8月の間この小説を休載させてください🙏
理由としては、主に書き溜めがなくなってしまったためです。
1ヶ月でできるだけお話をストックしてまた連載を再開したいと思います。
もし早めにストックができたらその時は連載を前倒しで再開します。
それまで、待っていてくださると嬉しいです。
それと同時に、ずっと温めていた新しい小説を連載スタートしたいと思います。
内容はフルーツバスケットの夢小説です。
8月1日から、1ヶ月間毎日投稿します。
見てくださると本っ当に嬉しいです。
今までもこれからも
自己満ではありますが
私の小説を読んでくださる読者様に
最大級の感謝を













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。