第41話

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2024/12/28 01:09 更新
シャックス・リード
イルマくん…今からあの人に交渉持ちかけるの…?
鈴木入間
嗚呼、そのつもりだ…が…
シャックス・リード
無理無理無理無理
シャックス・リード
なんであんなにあの人圧がヤバいの?!
鈴木入間
知るか
あなたの下の名前(カタカナ)
…用が無いなら次の仕事行くけど
私がそう言うと、問題児アブノーマルクラスの人達は揃いに揃って首を横に振る
あなたの下の名前(カタカナ)
ハァ、早くして?
鈴木入間
なぁ、教師さんよ
イルマさんが私の方へと歩み寄ってくる
あなたの下の名前(カタカナ)
なんでしょう?
鈴木入間
俺達が貴方に求めるものはただ1つ
鈴木入間
この書類に印を押して欲しいんだ
あなたの下の名前(カタカナ)
用途は?
鈴木入間
王の教室ロイヤル・ワンを開ける
あなたの下の名前(カタカナ)
嗚呼、なんだそんなことか
私がそう言うと、問題児アブノーマルクラスの人達は身構える
条件についてだろうか
あなたの下の名前(カタカナ)
条件は出しませんよ
私がそう言うと、問題児アブノーマルクラスの人達は呆気にとられたような、不意をつかれたような表情を見せる
それと共に安堵した表情も
まぁ、私はこんなに返り血ばかりの姿だから怖がられるのも無理は無いが
どんな条件出されると思ってたんだろう
まぁ、私には関係ない事だ
鈴木入間
なら、この許可書に印を
あなたの下の名前(カタカナ)
却下です
鈴木入間
え?
問題児クラスの人達
え?
ダンタリオン・ダリ
あちゃー、やっぱこうなるかぁー…
あなたの下の名前(カタカナ)
聞こえませんでしたか?
あなたの下の名前(カタカナ)
"却下"と、言ったんです
あなたの下の名前(カタカナ)
印は押しませんよ
アスモデウス・アリス
それは話が違くはないか?
あなたの下の名前(カタカナ)
話を逸らしたり、すり替えたりなどしていません
あなたの下の名前(カタカナ)
私は最初から押すなど言ってないです
あなたの下の名前(カタカナ)
私は、押さないから、条件も出しません
あなたの下の名前(カタカナ)
ああ、でもそうですね
あなたの下の名前(カタカナ)
私に印を押させたいのなら
あなたの下の名前(カタカナ)
説得するしかないと思います
あなたの下の名前(カタカナ)
これが一番の、条件かもしれないですね
ダンタリオン・ダリ
アプリコット先生相手とか、無理ゲーもいい所じゃない?
ダンタリオン・ダリ
カルエゴ先生はどう思う?
ナベリウス・カルエゴ
私は何も
ナベリウス・カルエゴ
ただ、アプリコットは教師としては異例の形を取っている
ナベリウス・カルエゴ
アイツらが乗り越えることが出来る壁とは到底思えない
ナベリウス・カルエゴ
ただそれだけだ
ダンタリオン・ダリ
何せアプリコット先生は生徒の前に姿を一切表さないから、弱みすら分からないだろうなぁ
ダンタリオン・ダリ
可哀想
バルス・ロビン
アプリコットさんの印って必要なんですか?
ダンタリオン・ダリ
アプリコット先生は教員だからね
ダンタリオン・ダリ
一応
ナベリウス・カルエゴ
本当に一応、な
ナベリウス・カルエゴ
担当教科を持つわけじゃないから、まぁ、イフリートと同じ類だ
バルス・ロビン
へぇー、そうなんですね
ナベリウス・カルエゴ
まぁ、見ものだな
ダンタリオン・ダリ
みんなどうするんだろうなぁ
シャックス・リード
お願い、先生この通りっ!!
あなたの下の名前(カタカナ)
却下
アロケル・シュナイダー
師よ、予定がこの後詰まっているのなら、早く印を押してしまった方が楽であると思うが
あなたの下の名前(カタカナ)
否、それは今の私に許されないのです
あなたの下の名前(カタカナ)
却下
アンドロ・M・ジャズ
先生、これ要らないの?
そう言ってアンドロ・Mさんが指で持ち、ヒラヒラと振るのは、ボツリヌトキシンAの毒素が入った瓶だった
あなたの下の名前(カタカナ)
それ猛毒が入ってる瓶ですよ
私は能力で瓶を手元に引き寄せる
アンドロ・M・ジャズ
あっ
あなたの下の名前(カタカナ)
却下です
ウァラク・クララ
せんせーね、クララ、あそこ嫌なの…
ウァラク・クララ
オンボロだし…だから、新しいとこがいいの!
あなたの下の名前(カタカナ)
そうですね、じゃああそこ建て替えておきますね
あなたの下の名前(カタカナ)
承認は却下です
鈴木入間
なぁ、なんでそんな頑なに承認をしようとしないんだ?
あなたの下の名前(カタカナ)
そうですね、メリットデメリットを天秤にかけた時、デメリットの方が多かったからですね
あなたの下の名前(カタカナ)
十中八九調子乗って問題起きるだろうし、王の教室ロイヤル・ワンが開かれる事で、不審者が増え、対応する仕事が増える
あなたの下の名前(カタカナ)
そういうの嫌なんです
あなたの下の名前(カタカナ)
不審者増えると、生徒に危害が及ぶかもしれないし、今日みたいになる可能性もある
あなたの下の名前(カタカナ)
それに、あなた達調子乗って備品壊しそうなんですよ
あなたの下の名前(カタカナ)
備品とか完全に保存してるの学校と私の家なんで、私も備品管理は行わなきゃいけないんですよ
あなたの下の名前(カタカナ)
そんな中備品が消失したり、破壊されたりなんかしたら、喉掻っ切って死んでやろうって思います
あなたの下の名前(カタカナ)
王の教室ロイヤル・ワンはバビルスが管理してますが、実際は魔界全体の大切な遺産なんです
あなたの下の名前(カタカナ)
本っ当に壊されたらもう、私、バビルスはおろか、魔関署や、魔界塔バベルにまで出向いて頭下げなきゃ行けなくなりますし
あなたの下の名前(カタカナ)
あと、理由があるとすれば、入学からクラス分けまでで、問題を起こして、人に迷惑かけ、隔離しなくちゃいけない行動をしたのは、一体誰でしょうか?
あなたの下の名前(カタカナ)
そうですね、あなた達ですね?
あなたの下の名前(カタカナ)
もう一つの理由は、あそこに分けられる行為をしたあなた達の自業自得であると
あなたの下の名前(カタカナ)
故に
あなたの下の名前(カタカナ)
却下です
問題児アブノーマルクラスの人達の絶望した表情が見える
嗚呼、可哀想
エイト、大丈夫かな、見に行きたい…

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