回原side
期末テストが終え
夏休みに入り、あなたと会えずに
林間合宿当日になってしまった
夏休み中、一切連絡が取れてもいないので
絶賛やる気をなくしている
物間も連絡を入れていたらしい
あなたの連絡先を知ったからって
容赦ねぇな
そう思ってたら
先生からの話しがあった
相変わらず相澤先生は怖ぇな...
ブラド先生の後ろから声がして
出てきたのは
あなたが突然出てきて驚いた
すげぇ、いい笑顔してるな
と皆は喜んでいる
もちろん俺もその内の1人だ
先生達がバトルを始めていた
頑張れ俺らのブラキン先生!!
と女子も言い争いになってた
するとあなたが俺の所にやって来て
後ろに隠れた
と上鳴がしつこく聞いてきてるらしい
本当にコイツは懲りないな…
すると、あなたが俺の服を掴んできた
しかも結構強めに
そう言って峰田を探したら
とんでもねぇ事を早口で言いながら
ヨダレを垂らしてあなたの方を見ていた
俺は峰田に見えないように
あなたを隠した
そう言って
泡瀬、円場、鱗、物間の方を向いて
目で隠すのを手伝う用に訴えたら
すぐにわかったのかあなたの周りに並んだ
俺の言うことはすんなり信じるのが
信頼されてて嬉しいんだよな
A組の奴らが峰田を囲んでいた
自業自得だろ...
そう言って2人でバスの中に入った
俺も入ろうと思いバスに向かおうとしたら
物間に呼ばれ後ろを向いたら
物間達が立っていた
そう言って俺より先にバスに乗り込んだ
絶対にアイツらに邪魔されても
2人っきりになってやる…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!