回原side
朝からあなたのバレンタインチョコを貰えると
思っていたのに教室に来る気配はなかった…
ショックを受けながら自室のベットで横になってたら
"コンコン"
窓がノックされた
怪しみながらカーテンを開けると
あなたが普通に立っていた
え!?どうやって窓んとこまで登ってきた!?
ここ3階だぞ!?!?
"ぎゅー!"
窓を開けたら寒かったのか俺に抱きついて来た
体操服着てるって事は特訓の後か?
体も冷たいし多分そうだろ
そう言って渡して来たのは黒い四角の箱に赤いリボン
蓋を開けると中には"生チョコ"が入っていた
そう言いながら指をさしてるのは
普通科の女子に貰ったチョコだった
なんか体育祭で見てから応援してるらしい
興味無さそうだったのに袋を開け
チョコを食べてしまっていた
顔が不機嫌だけどもしかして...
はいかわいい...俺の彼女世界一かわいい...
"ムニッ"
照れ隠しで俺のほっぺをつねってきた
優しくつねられてるから全く痛くない
この後あなたは帰り数分後
クラス全員分にチョコを渡しに来てくれ
俺は2度目のチョコを貰った
俺もあの時食べさせてもらえばよかった...
だが、生チョコを全て食べ終えた箱の下に
"旋くん愛してるよ"と書かれた手紙があるとは
まだ知らなかった…












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。