
くそッ!何でこんな所まで連れて来やがったんだよ!
貴族ってのはいいご身分だな。そう思わねぇか?ガキ共…

何が言いてぇんだ!てめぇは!

海賊の方がすげぇに決まってんだろ!

サボが言ってた!
俺はお前らに同情してるんだぜ?
…おい、縄を解け
モブ「はい!」
解いた
俺は今人手がほしいんだ。お前ら…俺の仕事を手伝わねぇか?…簡単な仕事だ。危ねぇ事など一つもねぇ。
…仕事の内容は?それによるわ。
あぁ。今から説明する。
そこにある樽に不確かな物の終着駅の地図がある。そこの×印に荷物を置いていく。それだけだ。どうだ?やるか?
まぁ…それだけならいいわ

あぁ。俺も賛成だ

エース!?あなた!?
…これもサボ君の為よ)ボソッ

………そっか…)ボソッ
じゃあ…決まりだな…

エース〜あなた〜

俺サボが居ねぇと嫌だよぉ

我慢しろ。俺だってそうさ。
だけど本当のサボ君の幸せが何なのか私達には分からないわ。様子をみてみましょ

あぁ。それにあいつは強い。本当に嫌ならまた必ず戻って来るさ。その時の為にも海賊貯金だって増やしておくんだ。

あぁ!

お前まさか余計な事言わないよう奴らにクギを刺されているのか!?

アイツらはそんな奴らじゃない!
警察「前科があればこの高町でのご家族の評判に関わりますし、君は高町へは入れない。」

サボ、不確かな物の終着駅のあの二人の友人の命は今海賊の手の中。私の采配一つだ。3人がそんなに大事なら…今どうすべきがよーく考えろ

あの二人には何もしねぇって約束したじゃねぇか!だから俺はここへ帰って来たんだ!罪は罪さ!俺達4人共自分の意志で…
ボカッ

うげッ!

全く…こんな頭の悪い息子を持ってしまう不幸…分かってくれるかね…君…
警察「ご苦労が尽きませんな…」
警察「書類はなんとかしましょう。」

まーサボ!帰ったのね!大きくなってのね!おほほほほ!

お母さん…

さぁステリー?お兄様にご挨拶を…

初めまして!お兄様!ステリーと言います。8歳です!

…誰だ?

養子だ。当然貴族の家系で優秀な子だ。しかしまぁ…事情があり親が子育てを放棄してな。将来有望な子なのでウチで引き取った。お前がもし跡継ぎとしてものにならなかった場合…

いや…これ以上喋らないでおく。

……
サボの部屋

………………

(エース…ルフィ…あなた…今頃どうしてるかな…)

おい、お兄様

!

お前馬鹿なんだって?ひひひ…お父様とお母様が散々言ってたよ…

陰で

ッ!

しかし悪運は強いね。明日の夜は可燃ゴミの日だ。あのまま不確かな物の終着駅にいたら…きっと死んでただろうな…お前。

まぁ俺には…この家の実の息子なんて帰って来ねぇ方がよかったけど…
ガシッ

わあっ!何すんだよ!

今の話…どういう事だ!全部言え!!

明日火事が起こるんだよ

不確かな物の終着駅で

火事!?

お前は家出してたから知るわけないよな。もう何ヶ月も前から決まってるんだ

世界政府の視察団が東の海を回ってるのを知ってるか?このゴア王国にはいよいよ3日後にやってくる。今回その船に世界貴族天竜人が乗ってるから大騒ぎだ。

王族達は万が一にもこの国の汚点が天竜人の目にとまらぬよう…

不確かな物の終着駅を全て焼き尽くす事にしたんだ。

お前は一体何言ってるんだ!?そんな事出来る訳ない!あそこには沢山の人間が暮らしてるんだ!

言ったろ?この国の汚点は全部燃やすって…

(人まで消すつもりなのか!?)

ッ!!?

おい…どこ行くんだよ!

アイツらに伝えてくる!

!?

アイツ…飛び降りて…

し…知らねぇからな!

(嘘だ!あんな広い場所を全部燃やすんて簡単に出来るもんじゃねぇ!)

!

(昼間の時の奴ら…見回りしてやがる)

?

何だ?
明日の予定時刻までにブルージャム一味が不確かな物の終着駅中に油と爆薬を配置してる手はずだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(本当だったんだ…ブルージャムの奴らと関わってたんだ…)

(こんな馬鹿げた話が…本当にあったなんて…)

(信じられねぇ…)

(いや…まだ本当にやるとは限らねぇかもしれない…)

(町の様子を見れば…本当に火事が起こるか分かるはずだ…)

サボ…どうしてるかな…

うるせぇ…寝ろ…サボの事は一旦忘れるって約束だろ…
我慢よ。ルフィ。

…うん…
数時間前
サボ君が連れ去らわれた事をきっかけに…私達は…これからどうするか話し合ってました。
サボ君は私達の為に自分の家に戻った…
本当…無茶するんだから

サボ〜!寂しいよぉ!😭

うるせぇ!俺だって同じ気持ちなんだよ!
サボ君も…私達も…どの道危ない状態に段々なるかもしれないわ…

じゃあ…どうするんだ?

…サボの事を忘れるってのはどうだ?

!?
ちょっと!?何言ってんの!?

サボを忘れるなんて…俺達には出来ねぇよ!

今の状態の俺達じゃサボは取り返せない…

だからサボの事を一旦忘れ…様子を見る…この方法の方が俺達もサボも安定は出来る…
…そういう事なら仕方ないわね!

じゃあ…これで決まりでいいか?
うん!(同時)

うん!(同時)
このように…私達は話し合い…サボ君の事を一旦忘れる事にした…
…………)ポロポロ

…あなた!?

どうしたんだ!?
いや…何でもない…
気にしないで…
あれ…?何で…涙が…

……………
ナデナデ
!
…エース君…?
何で…

泣いてる奴を放っておけるかよ…
……ありがと…)ポロポロ

……あなた…
ギュッ

泣きやめ〜泣きやめ〜)ナデナデ
…ありがとう…ありがとう…)ポロポロ
もしかして私は…また大切な人を失うんじゃないかと思って…泣いたのかもしれない…
だけど…今気づいた。まだそうとは限らない。
そして大切な人…エース君…サボ君…そしてルフィ…
…もう死んじゃったけど…私のお父さんとお母さん。

…サボはきっと俺達の所に戻ってくる。だから安心しろ。)ナデナデ

俺達なら大丈夫だぞぉ〜あなた〜…)ᶻᶻᶻ
私はお互いに抱きしめ…撫で…そして…眠った…
朝☀️*゚
モブ「やぁ。おはよう。」
モブ「おはようございます。」

(な…何だ…おかしい事ないじゃないか…)

(よかった…安心した…)

あの!おじさん!不確かな物の終着駅で火事が起こるって話…
モブ「そんな事は知ってるが…それがどうかしたのかね?」

(知ってる!!?)

…そうなんですか。教えてくれてありがとうございます。
モブ「どういたしまして。」

………

(知ってるのに…何で平気で居てられるんだよ!)

(きっとドッキリで平気で居てるんだ!違いない!)

(他の人にも聞いてみよ!)
よぉ。チビ共

今日もあの箱を運ぶのか?
今夜は大仕事だ。内容は後で教える。
(怪しいわね…)
(きっと何かに企んでるわね…)
(慎重にいかないとね…)

なぁ!あんたも今夜不確かな物の終着駅で火事があるっていうの知ってるのか?
モブおじいさん「ああ。分かっておるとも」

ッ!?

(おかしい…何で平気で居てられるんだ!?)

町の奴らやあんたも何で平気な顔してるんだ!?何で誰も止める奴がいないんだ!
モブおじいさん「我々は特別なんだ!」
モブおじいさん「君も貴族の子なら…そうだろ?」

ッッッッ!!!!

…ありがとよ!おっさん!

(エース!ルフィ!あなた!この町はどうかしてる!みんなイカれてる!これから人が死ぬと知っていても!いつもののように過ごし…笑顔さえ浮かべてる!)

(早く知らせねぇと!)
𓂅𓂅︎︎︎

ッッ!

(よりによって…こんな強い風がッ!)
モブ「おい!見つけたぞ!あの子じゃねぇか!」
モブ「間違いない!家出の少年だ!」
モブ「取り抑えろ〜!!」

逃げろ!エース!ルフィ!あなた!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!