手鎖を順々に外していき 、私の方に向かってくる 。
すると 、
私の顔を見るなり少し立ち止まった 。
その後は厩にて馬車を借り人を付け 、家に帰った 。
せいぜい6時間ぐらいだったか 、日が暮れ始めている 。
この後知るビックニュースからまるで目を背ける様に 、
休息の一時を静かに過ごした 。
家に帰ると従者に心配され質問責めされ 、
適当に 、外を探検してただなんだ言うと 、
メイド長が出てきて優しくお叱りを受けた 。
!!!
モリアーティ … ??
いや 、もしかしたら長兄か三男の方かもしれない 。
なんだ 。長兄なら大丈夫だろう
そう 、思った … 思って居たのだ 。
なのになんだ …
“ 次男とのお見合い ” って !!
それはそれは断りずらかったので …
結局御粧しして到着を待っている 。
態と私は従者を部屋に置かず 、
2人っきりの状態にした 。
沈黙 … 沈黙 … 沈黙 …………
ということはやっぱり泥臭い事もやっているんだろう 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!