前の話
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Muichilo said ___
僕が柱になって間もない頃
僕と同い年の子が柱になったらしい
正直 、 興味は無い 。
けれど 、 その子は柱合会議で一度も顔を合わせたことがなかった 。
ただ単純に 、 失礼だと思った 。
お館様がわざわざ出向いてくれているのに 、 どうして顔を出さないんだろう 。
そう 、 思っていたんだ 。
あの時までは 、 ね 。
あの子って 、 誰だっけ …
ああ 、 僕と同い年の … 忘れかけてた
サッと優しい手つきで襖を開ける女の子 、 あなたの下の名前と呼ばれるその子は
お館様と同じ羽織を着ていた 。
それ 、 僕も気になってたから聞いてくれて助かるな 。
なんだっけ … ああ 、 不死川さんか 。
すぐに理解できなかった 。
妹 ?
… でも 、 少しだけ興味が湧いた 。
隊服から覗くスラッと白い腕 、
肘より少しした辺りから首まである '' 呪い ''
初めて 、 話してみたいと思った 。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!