今まで告白された人数や、恥ずかしい事暴露などなど負けて言うはめになった
「ちょっ龍輝じゃんけん強くない? え、後出し?」
『フハッ…なわけねーだろ 綺音が弱いんだよっ!』
くぅぅ〜〜 好きな人を聞こうという作戦が!
失敗に終わってしまう!
『じゃ、次がラストな』
「へっ!いやいや、私1回くらいしか質問してないし。 不公平だー!」
『あー、はいはい』
「ながすなしっ!」
『ジャンケンぽい!__あ、勝っちまった。』
「あぁぁぁ〜」
『よしっ、最後は好きな人だろ! どぞ!』
「はぁ?チッ」 『はいそこ、舌打ちしなーい』
どうする?本当の事をいう?この後気まづくなったりしない?この幼馴染という関係は崩れない?
いや、もうこれが最後。向こうから聞いてきたんだ。きちんと答えよう。
「た___」
ドォォォォン
『お、花火!やっと始まったな!』
「_っ、うん、やっと始まったね! 大きい〜めっちゃ綺麗だね。」
ちょうど花火と重なって
嬉しい半分、悲しい気持ちがあった。
あぁ、伝えることが出来なかった。
これで良かったの??
なんて、
綺麗な花火を見ながらそんなことを考えた
横であの人が悲しそうな顔をしているのにも気付かず。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!