第6話

ホストで出会った君と... 〜松井奏〜3
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2024/07/01 09:27
あなたの下の名前side

それから私は会社で嫌なことがあると、毎回奏がいるホストクラブに行くようになった。
毎日のように通い続けて、常連客になっている。はじめは奏くんって言ってたけど、月日が流れて結構親しくなったから、奏って呼び捨てで呼んでいる。
(なまえ)
あなた
奏〜
奏
どうしたの?また会社であった?
こんなふうに心配してくれている。でも、ホストクラブだからわざと心配しているだけかもしれない。
そんな考えも頭によぎるわけだ。
















最近怖いことがある。それは、奏がもしかしたらホストクラブを辞めちゃうかもしれないこと。
最近このホストクラブでホストを辞めて会社で働くって言う選択肢をしている人が増えているからだ。
でも、奏は人気度トップだから辞めることはないだろう。と思っている。
奏
ん?どうしたのあなたの下の名前?
(なまえ)
あなた
アッいいやなんにもないよ!
奏
(そろそろ言わないといけないかな?)







そこから1ヶ月いつものようにホストクラブに言ったら、私が予想していた最悪な結末が訪れた。
奏
ねぇ、あなたの下の名前、ごめんね。
(なまえ)
あなた
えっ?何、どうかしたの?
奏
実は、俺ホストクラブ辞めることになった。












えっそんな
(なまえ)
あなた
奏辞めないでよ...もしかして私ウザかった?
奏
いいや、全然うざくなかったんだけど、実は契約取ってて、1年だけ働ける設定だったんだ。
(なまえ)
あなた
どうして?
奏
実はもともとこのホストクラブは売れてなかったんだけど、俺がスカウトされて入ってその契約が1年だけだったんだ。ごめんね、あなたの下の名前
(なまえ)
あなた
どうやって生きていけばいいの?奏が話を聞いてくれないと私会社がんばれない。
奏
だから、連絡先交換しよ?
(なまえ)
あなた
えっ、いいの?
奏
当たり前じゃん。俺だってあなたの下の名前と話すの楽しかったし、
(なまえ)
あなた
ごめんね、私のせいで、ありがとう
それからホストクラブを辞めた今、毎日のように連絡を取っていて、彼はとても私を心配してくれる。

















そこから私達は付き合った。
奏
ねぇ、あなたの下の名前付き合ってください。そして、君を守りたい
(なまえ)
あなた
(´;ω;`)ブワッこちらこそお願いします。
そこから一緒に住んで、一緒に会社に行って幸せだった。これだけでも十分だった。そして、毎日いっぱいお話して、楽しい生活だった。
























その3年後、私達は結婚した。













奏
俺の人生をあなたの下の名前と歩みたい。そして、あなたの下の名前と一緒にいつも笑顔でいられる家庭を築きたい。だから結婚してください。
プロポーズされた時、涙が止まらなかった。
(なまえ)
あなた
もちろんこんな私だけど、お願いします。
そして結婚した。


















付き合っていたときまでは今まで働いていた会社で働いていたが、奏がもう耐えられないとの理由で私を会社から辞めさせてくれ、正直申し訳ない気持ちだけど、専業主婦として毎日が幸せだ



















本当にありがとう!これからもよろしくね!














end
作者!
作者!
今回の作品は、みっちゃんからのリクエストでした!
作者!
作者!
そして、この小説、一般公開にすることに決定いたしました!これからもよろしくお願いします!
作者!
作者!
リクエスト待ってます!一応どんなやつでもいいです!(R18は難しいかもだけど頑張ります)
リクエストお待ちしております!以上作者でした!

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