あなたの下の名前side
そして悠毅くんが手慣れた手つきのように私の足や、腕に包帯を巻いていった。
悠毅くんの手はとってもきれいでついつい、見とれてしまった。
横原side
あなたの下の名前いま笑った。
でもあの笑みは本物じゃない、、、俺を心配させないように笑顔を作ったんだ、、、。
あの時助けててよかったって思うもののもっと早く助けてあげればよかった。
あぁ、、、なんで君はそうやって笑えるの、、、？
今まで苦しい思いしてきたのに、、、
俺が心配させて、、、本当にごめん
君の笑顔は眩しい、、、、
俺はその笑顔がつかめないほどの大きな衝撃に襲われてる、、、
まるで散る前のようなたんぽぽにふれるように
彼女にこれ以上の悲しみを与えたらまるですべてを失うかのような、、、
