第11話

弐章~第参話~
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2025/12/13 11:02 更新



コツコツ
一本の道に二つの靴の音が鳴り響く
中島敦
本当に、此方に皆いるんですよね
ダニール
えぇ、いますよ
ピタッ
一つの扉の前でダニールは止まった
ダニール
此処ですね
ガチャ
ダニールが扉を開ける
中島敦
!
そこにいたのは_____________





















中島敦
な、なんで…(絶望
ダニール
…
中島敦
なんで、貴方が…
一歩一歩進んで行く敦
スッ
それを見て、静かに扉を閉めるダニール
中島敦
ぅわぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛!!(泣
ダニールが扉の外から聞いた最後の悲鳴は
嬉しさも、絶望も、寂しさも、怒りも
様々な感情が行き交っていて、それでいて
彼の胸を強く刺激した
ダニール
ッ…
ダニール
(一体…どんな夢(地獄)を
見せられているのやら…)
ヴィクトル
ダニール
不意に後ろから話し掛けられた
ダニール
!
ダニール
ヴィクトル…
ヴィクトル
俺達は唯、彼の言う通りにしていればいい
ヴィクトル
其の行為に、感情は不要だ
ダニール
嗚呼、そうだね
ダニール
分かっているつもりだよ…
ヴィクトル
…
ヴィクトル
俺達は“彼奴”の駒だ
ヴィクトル
其の調子だと
ヴィクトル
もし最初に使われるなら
ヴィクトル
ダニール、お前になってしまうぞ
ダニール
…
ダニール
嗚呼、本望だね
ダニールは少し歪な、儚げな、寂しい顔をして
ヴィクトルに背中を向けて去っていった

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