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第1話

76
2026/03/21 13:50 更新







午前零時。








「……。」



小さく溜め息をついた。

仕事終わり。これでも早くあがれたほうだと思っている。


上着を脱ぎ、ネクタイを緩めて

僕…降谷零は床に座り、ベッドにもたれかかった。


少し目を瞑ってから、明日の予定だけ確認する。



…まあ、仕事であることに変わりはないんだが。


アラームをいつもとさほど変わらない時間に設定し、

スーツを脱ぎ、軽く体を拭いてからベッドに入った。


…そのまま、寝ようとしていた。





ガラ……



「…っ!」



反射的に身を起こした。

(戸締まりを怠っていたか…?いや、そんなはずは…)



音のした方…窓の方を振り返り、シャッ…とカーテンを開ける。





「!君は……」




そこに立っていたのは、僕の予想通りの人物だった。

…あまり、当たってほしくない方の。




「こんばんは。…少し…羽を休めてもよろしいですか…?」





白を纏う魔術師…怪盗キッドだ。


彼の意図がわからず僕が困惑していると、

余裕を保つのも限界だったのか、

う…と小さなうめき声をもらし、こちらへもたれかかってくる。



「!おい、大丈夫か?」


「大丈夫…と言いたいところですが…」



少し息も荒くなり、ずる…と滑り落ちそうな彼を慌てて支える。




「…っくそ、これは貸しだからな。」



状況は全く理解できなかったが、

仕事柄、今にも死にそうな人間を無視できるわけもなく…


…僕は実質、犯罪者を家で匿うような事になった。


































以前本垢で公開していた

「この想い、交わることなく。」の連載(?)を再開します



同時期に公開していた「午前零時。」のほうが

復活してほしいって声が大きかったけど…


あれはまたいつか、本垢で書きたいなって思ってます。




…あんまり言うことなかった

また次回で

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