自分はなぜか学校の 屋上にいた。
なぜか体は透けて、中に浮いていた。
なにやら屋上には人がいて、
言い争ってる?様子。
一人は女の子、もう一人は…赤髪の
男の子。
言い争ってる、と言ったが、
それはどうやら見当違いやった
らしくて、どちらかと言うと、
女の子の方が一方的にヒステリック
になって怒っている感じやった。
赤髪…と言うか、こえ?やんな。
こえは必死に宥めてる。やけど、
相手の怒りは治らへん。
こえの態度が気に入らなかったんやろか。
ジリジリと距離をつめていった。
ぼうっと見ている場合ではない
ことに気づいて、間に入ろうとしたけど、
なぜか、そこには透明の壁があるように、
一定の距離から近づかない。
女の人、顔に見覚えが…
ある一人の人物が脳裏をよぎった。
その瞬間。
ドン!!
女の人が、こえをつきとばした。
そこでやっと気づく。
これは、こえが突き飛ばされた
あの日のことやったんだと。
屋上には一応転落防止用の柵があるけど、
高さはだいたい膝より少し上くらいで、
まったく機能しておらへん。
こえはそのまま頭から転落した。
と、叫んだのが先か、ベッドから
跳ね起きたのが先か。
どうやら先程までの一連の流れは
全て夢やったらしい。
でもやたらと現実味のある…まぁ、
起きてること自体は現実味のない
「殺人事件」なんやけど。
やけに、色々とリアルやった。
清々しい朝とは程遠い機嫌で、
学校へ向かう支度を進めた。
玄関の扉をあけようと、ドアノブ
に手をかけたその時。
なるべく聞きたくない声が、
耳に届いた。
それでも無視なんてことできる
はずもない。
何を言われるのかと内心怯えてる。
あの人…誰なんだろ
もしや、何かこえと関係あったり
ああ、やっぱり。
聞くべきじゃなかった。
お母さんは、表情をすぐさま変えて、
自分にかけよってきた。
なんとなく、嫌な予感がした。
自分が言われたくないこと、
でもどこかでわかっていたこと。
それを今からこの人は口にするん
じゃないかと。
ずっとずっとそう思ってたんやな。
れるはそのためにいたんやね。
自分のずっと大切にとっておいた
何かがなくなった気がしたけど、
気付かぬふりをして、また、
完璧な笑顔を作る。
悲しくなんてない。悲しくなんて
なりたくない。
もう自分は、あの人に対して何も思い
たくない。
さっきの事考えてたら気づいたら
学校についてしまった。
今日も1日が始まってしまうという
絶望と、少しの安堵が一気に広がる。
下駄箱にはくにの靴がすでにあった。
すこし、嬉しく思っている自分には
気付かないふりをした。
クラスに入って席に着く。
くにの姿は見当たらない。
最近の朝はこえがいたから、
なんだか静か。いや、周りはいつも
通りの騒がしさだけど。
…たまには、自分から会いに行って
みてもいいかもしれへん。
今までなら、この時間を勉強にあて
とったやろうけど、今は少し、
ほんの少しだけ、誰かと一緒にいたい
という思考になる。
こえは屋上だろうか。ついでに
くににも会えるかもしれん。
そう思って探したけど、二人は
どこにもいない。
ぼそりと呟くと、後ろからとん、
と肩をたたかれた。
振り向けば、そこにはちょこん、
とした男の子が。
声も男の子って感じでなんだか
可愛らしいけど、この人はなんだか
違う可愛い…癒しを感じる。
見たことない方って誰のことや?
こえ…か?
少し不思議に思ったけれど、もう
あまり時間もあらへんから、
そのまま背を向けて走り出した。
_なぜ、この男の子が、こえを認識
できたのか、この時の自分は考えすら
しなかった。
あんまり運動せえへんから
息がきれるのがはやい。
肩で息をしていると、くにらしき声が
聞こえた。
掠れていてよく聞こえないけど、
声を荒げているのはわかる。
昨日の優しいくにとはちがう、何かを
感じた。
とにかく、声する方へ行ってみなきゃ
いた。
けど。
視界に二人が入った瞬間、自分の目を
疑った。
だって、くにがこえの首を絞めて、
何か、杖のようなもので攻撃しようと
していたから。
ありがとうございました!、
ハレです!
今回結構頑張って書いたの
塾の時に内容考えたからね、メモ帳に
ぐちゃぐちゃに書かれてたね、。
自分の字が汚かってびびった()
くにくんが祓い屋って前のチャプターで
発覚して、ここではらとうとするっていう。
ちょっとわかりにくいかもしれない…
ごめんなさい。
あとあと!!!
次はなに更新しよう…











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!