第6話

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2026/03/15 10:38 更新




  職員用の部屋に着き 、 自分のデスクに腰をかけて仕事を振り返る


  そういえば 、 此処に新入社員が来ることは 滅多にないので 新しく来た人は 全てのSCPの所に コミュニケーションを取りに周りに 行くらしい 。


  つまりはしばらく大量の仕事続きってワケ

  ほな 、 その仕事のついでに 、 極秘資料でも記憶しておこうかな 。

  っと考えてる時に 通信機に連絡が入った 。




_____
≪ D-あなたの数字4桁 仕事ーー ≫
(なまえ)
あなた
≪ 次 何処ですか ? ≫
_____
≪ SCP-0707「 天使の青年 」とSCP-0110「 甘噛みの狂犬 」のとこに行ってきて ≫
(なまえ)
あなた
≪ 資料は ? ≫
_____
≪ SCP-0707は友好的だし攻撃とか刺激しなければ大丈夫だよ ≫


  相変わらず雑な博士に 舌打ちをしたくなるのを堪える 。
_____
≪ あ 、 でも 一応 Keter だから 気を付けてね ~ ≫
(なまえ)
あなた
≪ あ” ? ≫
_____
≪ じゃあね ~ ≫
(なまえ)
あなた
あ 、 切れた 。 カスが 。
  無情にも切れた通信機に暴言を吐く 。

  Keter の SCP資料を渡さないとか どれだけ 能天気 なのだろうか 。

  それともただのバカか … 後者な気がするけど

  ため息を吐きつつ 僕は 職員用の部屋を出た 。














  辿り着いた SCP-0707とSCP-0110の収容室には 二重ロックがかかっていた 。
(なまえ)
あなた
マジ ヤバいヤツ 。
(なまえ)
あなた
何が怖いって 、 勘がいいから気付かれそうなんだよな 。
  僕は軽く深呼吸をして 、 鍵を開けて足を踏み入れた 。

  部屋の中にいたのは ミルクティーのような髪で一つ結びをされた 優しそうな 男のような SCP と 、 白髪赤眼 の 吸血鬼のような姿をした SCP 。

  SCPたちは 楽しく談笑 を している 。
(なまえ)
あなた
「 天使の青年 」 と 「 甘嚙みの狂犬 」 であってる ?
  僕が名前を呼ぶと彼等は 此方を見た 。

  一方は 優しく 、 もう一方は 睨むような 目つきで 。
SCP
君があなたの偽名ちゃん ?
(なまえ)
あなた
そう 。
  名前を知っていることに触れたらキリがないから もう触れない 。

  多分 あっきーな が 伝えた 。

  SCP-0707は 私に触れられる程近くまで来て 止まった 。
SCP
逃げないなんて 、 珍し 。
(なまえ)
あなた
逃げる必要ある ?
SCP
べっつに ~ ? ないけどね 。
  SCP-0707 と SCP-0110 の 傍 に いる ネコ と イヌ を 僕は見た 。
(なまえ)
あなた
ロト 、 可愛いね 。 あと わんさん 。
SCP
は ?
SCP
へ ?
  SCP-0707 は 驚いたように 、

  SCP-0110 は 警戒心が上がったように 、

  声が出た 。
SCP
ロトを知ってるの ?
(なまえ)
あなた
あきなからきいたの
SCP
…そういうことね
  SCP-0707 は 納得したように ロトを撫でた 。

  続くように SCP-0110は わんさんを 撫でている 。

  撫でているSCPたちは Keterには 到底見えない 優しい目をしていた 。
SCP
ロト 、 触る ?
(なまえ)
あなた
いいの ?
SCP
いいよ
  僕は ロトのことを 撫でまわした 。

  ロトは 顎下が弱かった気がするから 、

  その辺を中心に撫でまわした 。

  
(なまえ)
あなた
ン 、 ありがと
SCP
いーえ
(なまえ)
あなた
ここいらで今日はお暇するね
  そう言って僕が踵を返すと SCP-0110が 僕の手を掴んだ
SCP
ちょっと待ってくんね ?
(なまえ)
あなた
何〃
SCP
名前
葛葉
葛葉 。 葛葉って呼べ
叶 
あ!ずるい僕も!叶って呼んで ?
(なまえ)
あなた
…くーちゃんと、かなかなね!じゃ、!またね ~ !
葛葉
ちょ、え、待て
叶 
え、え!?ちょっ!!
  2人の言葉を無視し 、 別れを告げて収容室を出た 。










叶 
あの人めっちゃ不思議だったね ~ ?
葛葉
ロトのこともわんさんのこともあだ名のことも、何もかもが今までとは違う
  SCP-0110 と SCP-0707 は 深く ナニカ を 思い出すように 、 そう 話す 。
叶 
また 、 会えるよね
葛葉
会えるっしょ
  SCP-0707 と SCP-0110 は D-あなたの数字4桁 が 出て行った 扉を しばらく 眺め 、 再び 談笑するのであった 。

















  【 SCP-0707についての報告書 】

  異常なし 、 ネコを撫でていました 。

                D-あなたの数字4桁



  【 SCP-0110についての報告書 】

  異常なし 、 イヌを撫でていました 。

                D-あなたの数字4桁












  アイテム番号 : SCP-0707 「 天使の青年 」

  オブジェクトクラス : Keter

  特別収容プロトコル : 真っ白で光が差し込む教会のようなものがある収容室[規制済み]に保管されています。

  説明 : SCP-0707は天使のような青年の外見をしています。[規制済み]のような外見の時もあります。SCP-1110と仲が良いと言っていました。当該生物の近くにいる[規制済み]という猫には触れないでください。

  追加記録 : 昨日SCP-1110の収容室内で発見された他職員の[規制済み]が見つかる数時間前当該生物がSCP-1110の部屋に居ることを見かけたD-✘✘✘✘の[規制済み]が今日未明[規制済み]で発見されました。



















  アイテム番号 : SCP-0110 「 甘嚙みの狂犬 」

  オブジェクトクラス : Keter

  特別収容プロトコル : 光が差し込まない暗い吸血パックが大量に置かれた収容室[規制済み]に保管されています。

  説明 : CP-1110はエルフのような耳をしていて八重歯があり、[規制済み]のような外見をしています。SCP-0707ととても仲が良いと言っていました。当該生物の近くにいる[規制済み]には触れないでください。

  追加記録 : 昨日他職員D-✘✘✘✘の[規制済み]が見つかりました。当分当該生物のプロトコル内に立ち入らないでください。










  ー 天使のような彼は 今日も偽る ー

  ー 「師匠」に会うために 、 自分を犠牲にして ー







  ー 吸血鬼のような彼は 今日も相棒を守る ー

  ー 「恩人」に会うために 、 身を削って ー


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