第2話

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2024/05/30 09:02
         血の匂いがした。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
       気色の悪い気配がした。
(なまえ)
あなた
ッ!
       …家で何か起こった。
    そう思い、急いで家へ帰ろうとした。























          …………のに。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
なんでですか!
三郎爺さん
三郎爺さん
夜は鬼が出る、殺されるぞ!!
(なまえ)
あなた
離してください!!
帰らないと…ッ
三郎爺さん
三郎爺さん
帰るなら明日の早朝にしろ!!
  三郎爺さんに「危ないから」と止められていた
      翌朝、私達はすぐに家を出た
         そして今に至る。
(なまえ)
あなた
……………
竈門炭治郎
竈門炭治郎
……………
        2人とも絶望していた。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
竈門炭治郎
竈門炭治郎
あなた!禰󠄀豆子、まだ息をしている!
(なまえ)
あなた
!!
  すぐに医者に見せれば、間に合うかもしれない
       そんな考えが頭をよぎった
(なまえ)
あなた
すぐ山から降りよう!!
竈門炭治郎
竈門炭治郎
嗚呼!
  私達はすぐに禰󠄀豆子を背負って山を降り始めた











































     それを『鬼』は見逃していなかった

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