昔々…というよりはちょっと最近のお話し
ある日突然、御国様の中から新しい人格が芽生えたのです
彼等はとても小さく、儚く、そして可憐でありました
だからこそ、御国様は彼等を守ろうとすっかり親バカになってしまいました
重力に逆らうこと無く、床にへばり付く
己が言っていることはただの甘えと分かっているが身体は動くことを拒否する
後ろから聞こえた声に、驚いて床から飛び上がる
何が何だかよく分からないが…兎に角言えることは一つ
彼を引き寄せぎゅっと抱きしめると、凌风は困ったような表情を浮かべる
凌风がジタバタするも、耀は小さい彼の身体を持ち上げる
耀は会議室の扉を勢いよく開ける
会議室には、枢連以外に多くの子供達が居た
一同、それぞれの世界を作り後から来た耀達には見向きもしていない
というか、恐らく皆凌风と同じく都市の化身あろう
それなのに、自信満々で入ってきてしまった
こうして、御国様と都市の良く分からない日常は始まりました
そして今現在_____
____飲み屋にて
枢連『……。』
枢連『何でこうなった…?』













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。