第36話

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2024/06/10 08:00
神代類
神代類
…ハァハァ…
神代類
神代類
中々、やるじゃないか…
KAITO
KAITO
お前こそ…年下のくせに…
…互角の戦いだった
2人とも最初は意気揚々と殴り合ってたんだけど結局決着はつかなくて引き分けになった感じの雰囲気だ
何度か止めようとしたが殴り合いの間に入るのは怖いし、いくら私が叫んでも2人は聞く耳を持たなかった
KAITO
KAITO
おいあなたの下の名前…
あなた
は、はい
KAITO
KAITO
こいつと一緒にもう帰っていいぞ。
KAITO
KAITO
長い間ここに閉じ込めて悪かったな。
司と彰人には二度とこんなふうに連れ去らないよう言っておく。
多分KAITOさんの場合言うだけじゃなく暴力振るうんじゃ…
KAITO
KAITO
…お前今俺が暴力振るうんじゃ?とか思ってるだろ。
あなた
!?
KAITO
KAITO
殴ったりはしないから大丈夫だ。
まあデコピンぐらいはするかもだがな。
あなた
あ、それなら良かった…
あなた
…じゃあ帰ります、ね
KAITO
KAITO
ああ。
あなた
類~?帰るよー
神代類
神代類
…そうだね。帰ろうか。
あなた
…KAITOさんまた今度会うことあったらアイス巡りの話聞かせてくださいね~?
KAITO
KAITO
…お前ッ!
あなた
あはは怒った~笑笑
神代類
神代類
アイス巡り…?
KAITO
KAITO
おい!そいつには絶対言うなよ!
あなた
ハイハイわかってますって
ニヤニヤ
KAITO
KAITO
…おい
KAITO
KAITO
俺はお前のこと諦めちゃいないからな
あなた
…!
あなた
フンっ!ぜーーーったいKAITOさんには惚れませーん!!
神代類
神代類
そうだよ。あなたの下の名前くんがこんな性格の悪い男に惚れるわけが無いからね。
KAITO
KAITO
(イラッ)
KAITO
KAITO
もういい。さっさと帰れ。
あなた
じゃあお邪魔しました~!
バタン!
あなた
類怪我は大丈夫?
結構痛そうだけど…
神代類
神代類
…うーんちょっと頭が痛いかもしれない。
あなたの下の名前くん見てくれないかい?
あなた
ほんと…?!どれどれ…
…今更だけどこれほんとに地毛なんだな…
子供の頃からこの髪色だったし…
凄く綺麗な紫色だな、、
神代類
神代類
あなたの下の名前くん?
あなた
…え?あ、ごめんごめん!
目立った外傷は特になさそうだよ!
神代類
神代類
あなた
もしあれだったら病院に行って…
チュッ
あなた
、、え?
頬にキス…された、、?
神代類
神代類
…消毒 だよ。
神代類
神代類
あんな奴にあなたの下の名前くんの頬が汚されてしまったなんて…
神代類
神代類
想像しただけでも怒りがこみ上げてくる
神代類
神代類
”俺”の大事な…
相当類は怒っているようだ…
どうしよう何とか怒りを鎮めないと、、
あなた
る、類?
神代類
神代類
なんてね!
そう言って類はニコッと笑ってこちらを向く
神代類
神代類
頭は多分大丈夫かな!
あなたの下の名前くんに構って欲しかっただけ!
あなた
そ、そう?ならいいんだけど、、
神代類
神代類
それよりももうこんな時間だよ?
早く帰らないとご両親が心配してしまう。
あなた
え?あ!こんなに時間経ってたの!?
あなた
お父様やお母様が心配してるはず!
類!早く帰ろう!!
神代類
神代類
ああ。

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