〜少女事情説明中〜
コンコン
【大家さん】
どうぞ?
【大家さん】
あぁ…えーと…○✕○号室の魔条さんね。どうぞ。お上がり
【大家さん】
どうしたんだい。急に。
【大家さん】
え!?自分で覚えてないのかい!?
どうしよう…。
鏡の世界のツイステッドワンダーランドに行ってたなんて言えないし…
【大家さん】
まぁまぁ…自分で頼んだものは、覚えてなきゃだめだよ?
【大家さん】
はぁ…
【大家さん】
で、届け人だけど
私は、つばを飲む…
なんだか緊張してきた…
【大家さん】
リリア?という人とアズール?という人がきて、お前さんの入居届けを提出しに来たよ
【大家さん】
知り合いかい?
【大家さん】
ふぅん…とりあえず、その人にお礼を言うことだね。
【大家さん】
はいよ。またなんかあったら来てね。
ガチャ…
いやいやいやいや!
なんであっちの世界にいるリリア先輩とアズール先輩が届けるの!?
逆に不安になるわ!
とは言え、とりあえず魔法の鏡でアズール先輩たちに連絡するか…
私達の街探検は、まだもうちょっと続く!
NEXT…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!