ーーーーあなた目線ーーーー
ちょっと今日やばいな…
横でころんがめちゃ頑張って私の荷物まで持ってくれているのだけれども…
ころん、いつもこんな事しねぇーし、なんならいつも「自分で持てよ!」とか言ってんのに、なんだよ、今日に限って…
ま、いっか!
重たいもの持って貰えたし…
『あ、自習室、ここだな!』
ころん「はぁー、やっと着いた…」
ガラガラガラ…
ちゃんと空調が効いていて、とっても快適な場所だ。
ころん「はぁー…重たかった…」
『だから持つよって言ったのにw』
ころん「いや、ちょっとは僕も男だってとこ見せたかったの!なんか文句ある?!」
『いいえ、ありません。』
今日のころん、可愛いな…
ん…?可愛い…?
っ…なんだよ…
最近ころんのせいでよからぬ方向に行ってしまいそうで怖い
まあ、今から数学教えなきゃだし、しっかりしとこ…
ーーーーはゆ&さとみ目線ーーーー
さとみ「こんな所に自習室あるのか…」
はゆ「私も知らなかった…」
さとみ「っておい、よく考えたら、今アイツら2人きりで密室にいるぞ…?!」
はゆ「…ほんとだ」
はゆ「おい、ころん、よからぬ事は、しないよな?!?」
さとみ「おいはゆ落ち着けwころんは大切な人にそんなすぐ手を出したりしないからw 特にあなたのことは大切に想ってる」
はゆ「あ…そ…そうか…」
ーーーー自習室ーーーー
ーーーーころん目線ーーーー
『じゃ、早速数学始めるよ?』
ころん「は、はい」
『なに緊張してんの?w』
ころん「いや、なんもない」
『へぇーwまあいいや、じゃあとりあえずワークここからやって見て?私もやるから』
ころん「了解、、、」
チラッ
あなた、真面目にやってる、、
真剣な顔も可愛い…
…っ…。
『…?!な、なんでそんなに見てんの?』
ころん「…ん?はぇ?!ぼ、僕今見てた?!」
『うん、ガッチリ見てた』
ころん「ご、ごめん」
『うん、いいけど…』
ころん「うん…あっ、ここ分かんない…」
『んー?どこだー?…ちょっとそっち行くね?』
…こっち来た…やばい恥ずかしい…
ころん「ここ…なんでこうなるの?」
『ここは、まず一番最初にXを求めないと、何にもできない。なんでかって言うと、これを計算する上で………』
カキカキ 〜5分後〜
ころん「なるほど…理解出来た!ありがと、あなた。」
『よかった!んじゃ、続きやろうか…』
あなたが、向こう行っちゃう…
もしかしてこれ…チャンス?
頬っぺた…触りたい…
僕は座っていた椅子から席を立ち、
あなたの頬に右手を伸ばして、左手で頭を撫でた。
ころん「……」
『…え?!、ころん?ちょっとなにやってんの?』
僕は無言を貫く。
ーーーーあなた目線ーーーー
ころん、なんで私の頬っぺた触って、頭も撫でたりしちゃってんの?
ここに二人しかいないから?
ここご密室だから?
私のことが好きだから…?
すきなの?
いや、違う、私がころんのこと好きなんだ。
やっと気付いた。
ころんのに対しての気持ち。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!