第8話

第5話 VS
61
2026/05/22 23:32 更新
あなたside





峰田「何が戦うだよバカかよぉ!!オールマイトブッ殺せるかもしれねー奴らなんだろ!?矛盾が生じてんぞ緑谷!!雄英ヒーローが救けに来てくれるまで大人しくが得策に決まったらい!!」

緑谷「峰田くん、下の連中…………明らかに水中戦を想定してるよね。」

峰田「ムシかよー!!」

蛙吹「このUSJ施設の設計を把握した上で人員を集めたって事?」

緑谷「そう!そこまで情報を仕入れておいて、周到に準備してくる連中にしちゃおかしな点がある。」

あなた「…………この水難ゾーンに、梅雨ちゃんを移動させた………。」

緑谷「そう!」

峰田「だから何なんだよー!!?」

緑谷「だからつまり!ヴィラン達に生徒僕等の"個性"は分かってないんじゃない?」

蛙吹「ケロ!?確かに。蛙の私を知ってたら、あっちの火災ゾーンにでも放り込むわね。」

緑谷「僕らの"個性"がわからないからこそ、きっとバラバラにして数で攻め落とすって作戦にしたんだよ。」

峰田「……………。」

緑谷「数も経験も劣る!勝利の鍵は一つ!僕らの"個性"が相手にとって未知である事!!敵は船に上がろうとしてこない!これが仮説を裏付けてる!」

あなた「………….。」







"視る"限り全員が水場において有利な"個性"を有してる。

けど、デクくんが言うように攻めて来ないし、船に上がってくるわけでもない。

数で攻め落とす。

デクくんの考えは多分当たり。







あなた「だけど、………敵も私達を舐めてるわけじゃない。少しでも隙を与えれば……………一瞬でやられる、」

峰田「ヒエェェェェ!!!もう無理じゃねぇか!!」





…………手はある。

この場で一番とも言える武器。

私達の"個性"。

それをどう使うか。

まずはお互いの"個性"を知らないと………。















蛙吹「なら私から説明するわね。私は跳躍と壁に張り付けるのと、舌を伸ばせるわ。最長で20m程。後は胃袋を外に出して洗ったり、毒性の粘液………といっても、多少ピリッとする程度のを………分泌できる。」

峰田「分………泌………!!」

蛙吹「後半二つはほぼ役に立たないし、忘れていいかも。」

緑谷「薄々思ってたけど………強いね。僕は………超パワーだけど…………使った先からバッキバキになる………諸刃の剣的な………アレです。」

峰田「オイラの"個性"は………超くっつく。体調によっちゃ一日経ってもくっついたまま。モギったそばから生えてくるけど、モギりすぎると血が出る。オイラ自身にはくっつかずにブニブニ跳ねる。」

「「………………。」」

峰田「……………うわぁぁぁぁ!!だから言ってんだろ!!大人しく救け待とうってよぉ!!オイラの"個性"はバリバリ戦闘に不向きな〜〜〜〜〜!!!」

緑谷「ちっ違うってば。すごい"個性"だから活用法を考えて…………。」

あなた「っ!?伏せて!!」


THOOM!!!


「焦ったいだけだ。ちゃっちゃと終わらそう。」

蛙吹「なんて力………!船が割れたわ。」







真っ二つに割れる船。

このままだと沈むのは時間の問題。

悠長に話してる時間は無くなった。

水を自身の身体のように操る"個性"。

水中に入ったら勝機がなくなる。







峰田「ううう〜〜〜〜うわああ!!!」


ポポポポ


緑谷「ヤケはダメだ!!」

峰田「うわあああ!!!」

緑谷「ああ、なんて事を………敵に"個性"が!!」

「何だこれ?キメェ。」







峰田くんがやけになって投げたモギモギ。

けどヴィランはそれに触りもしない。







「船が沈むまで一分もかからねえ…………。水中に入りゃ100%俺らの勝ちだ、」

峰田「ひあああ!!!確かにいいい!!!」

蛙吹「峰田ちゃん、本当にヒーロー志望で雄英来たの?」

峰田「うっせー!!怖くないほうがおかしいだろーがよ!!!ついこないだまで中学生だったんだぞ!!入学してすぐ殺されそうになるなんて誰が思うかよ!!ああせめて八百万のヤオヨロッパイに触れてから!!!!」

緑谷「「敵が勝利を時が大きなチャンス」。昔情熱大陸でオールマイトが言ってたよ。」

峰田「何を…………。」

緑谷「勝つには………これしかない!!」







デクくんは何か思いついた見たいだ。

そして振り返り、それを私達に教えてくれた。




















「あんなピーピー喚いて。やっぱガキだな。」

「おい、油断だけはするなと死柄木さんが言ってたろ。歳で判断するんじゃない。"個性"を見ろ。常識だろが。水中じゃ俺らの"個性"が確実に有利なんだからよ。」


チャプ…

ガッ


緑谷「あああ!!」







デクくんは声を張り上げ、船の淵に足をかけた。







緑谷(かっちゃん的な感じで………!!)



峰田「ほほほ本気かよ緑谷!!」


バッ!!


緑谷「死ぃねぇぇぇぇ!!!」







そしてデクくんは次の瞬間、船から飛び降りた。







「やっぱガキだ。」



緑谷(いくらスマッシュでも円形に陣を取られてちゃ一掃は無理だ!そもそもこの水難ゾーンを突破してもまだ敵はいる!腕は犠牲に出来ない!)



「着水してから。」

「わーってら。」


スス…



緑谷(卵が…………爆発しないイメージ!)



バリバリ


蛙吹「峰田ちゃん。」

峰田「ううううう。」



峰田(震えながら………!オイラと同じくせに!怖いくせに!!何で………!!何で!!)



あなた「…………怖がることは、悪い事じゃない。」

峰田「え………?」







昔………誰かにそう言われた。

その理由を教えてもらった。







あなた「その恐怖を………どうするのか。それは…………その人次第………。」







そう……………。その人次第だ。







緑谷『DELAWAREデラウエア…………SMASHスマッシュ!!!』


ドパッ!!!


「「「うおおお!?」」」







次の瞬間、デクくんのSMASHの衝撃で水面に穴が出来た。







緑谷「梅雨ちゃん!!峰田くん!!!」







そして、デクくんの合図で峰田くんを抱えた梅雨ちゃんが飛び出す。







ピョン







その隙に私は、デクくんを回収。

デクくんの親指と中指は紫色に変色し、腫れ上がっていた。







緑谷「ありがとう夜野さん………。」



峰田(ちくしょう!!何だ緑谷!!おめぇぇ!!かっけぇことばっかしやがって!!!)


ガシ


峰田「うわぁぁぁぁ!!!」


ポポポポポ

バシャ バシャ


峰田「オイラだってえぇぇぇ!!」


ポポポポポポ

ズオォ…


「引きずりこまれる……!」


ゴオォォォ

ペタペタ


「これはあのガキの………。」

「んだこれ、とれねぇ!」

「「「んなあああ!?」」」


ペタペタ







ヴィラン達は峰田くんのモギモギでお互いがくっつき一つの塊に。

そしてデクくんが開けた穴へ引き摺り込まれていく。







緑谷「水面に強い衝撃を与えたら、広がって………また中心に収束するから。」


ザッパァン!!!


蛙吹「一網打尽。」







収束された水は次の瞬間、一気に吹き出し、ヴィラン達は吹き飛ばされていった。







蛙吹「とりあえず、第一関門突破って感じね。すごいわ二人とも。」


あなた「……………うん。」














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