2016年 4月4日 (春)
高校生活、一年が終わり新たな春が訪れた。
周りの皆んなは喜んでいるが……自分にとって最悪だ
やっと名前を覚えれたのに。
そんな風に、愚痴を脳内で吐いていると。
ドンッ (誰かとぶつかった)
凪沙(痛っ……)
⁇(あぁ、大丈夫?)
そう言い、ぶつかった相手が手を差し伸べた。
これぐらい立てるっての……。
だけど、掴まなかったら失礼と思い
そっと握り立ち上がった時__。
凪沙(ありがとうごさい……)
僕が言葉を言いかけた、その瞬間。
君の顔が見えた。
凪沙(ます……)
⁇(ごめん、時間ないから)
凪沙(あぁ、はい。)
初めてだ、人の顔を見て言葉が詰まるのは。
太陽の光が差し込み、生徒の声がする
透き通る白肌、長いまつ毛、緑の瞳。
⁇(なに?俺の顔になんか付いてんの?)
凪沙(いや……何でもないです。)
僕は声をかける事も無く、俯いた
所詮、インキャだ話しかける言葉も喉で突っかかる。
⁇(あっそ、じゃ)
そうして男は走って行った。
……
それにしても綺麗だったなぁ、、、
凪沙(瞳が緑だった、外国人なのかな?)
凪沙(言葉が無くなるくらい綺麗だった。)
彼に着いて考えていると…。
♪〜♪ (学校のチャイムが鳴る。)
凪沙(やっべ、遅刻する!)
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ガラガラ(教室の扉が開く)
教師(えーっと、今日からこの教室の担任になる。)
カッカ(チョークが擦れる音)
担任が名前を書いている間、こっそり抜けて席に着いた
凪沙(…危ねー、間に合ったぁ。)
逆になんで、気づかれなかったのかと思ってしまう。
担任は耳があまり良くないのかも……
そう思いながら、腕に顔を埋め
ホッと一息を着いた時、微かに眠気が香った。
凪沙(眠たい……)
そうして、僕はガヤガヤする教室の中で
そっと瞳を閉じ、安らかに眠った。
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No 01 浅井 凪沙 16歳
身長 165cm
体重 49kg
出席番号 5番












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。