第36話

夢追
778
2023/12/26 00:18 更新
※社長と夢追がつき合ってる(キスとかそういうのはしない絶対断言)











加「ただいま~」
ガチャリと玄関の戸をあけると珍しく長袖のパーカーを着る夢追さんが立っていた
加「夢追さん?こんな所に立ってどうしたんです?」
夢「何で連絡返してくれなかったの?」
加「連絡?」
急いでスマホを見るとそこには80件ほど、それ以上の連絡が届いていた
夢「ねぇハヤト、俺のこと嫌いになった?
  めんどくさい?うざい?やっぱ女の子の方が良い?」
加「そんな事ないですよ!」

夢「じゃあ何で連絡返してくれないの?
ねぇ?何で???うざくないなら返せるよね?
どうして?ほかの奴が居るの?ねぇ、ハヤト?あたし以外愛さないっていったじゃん、なんで一番大切なあたしよりほかの奴優先してんの?
おかしいじゃん、ねぇ!!!!!」

夢追いさんが声を荒げたかと思えば腕が伸びてきて首に手を当てられそのまま力を加えられる
グググッ

加「夢、追さん...苦しいです」
夢「どうせそれも嘘でしょ?」
対応を誤ったと後悔してももう遅いようで首元の華奢な手に更に力が入る

加「...ッケホ夢追、さカヒュッ」
夢「演技してんなよ、平気なくせにさぁ!!!!!!!」
グッギリ、ギリ
加「はッヒュッケホッ、ゆめ、さ死んじゃ...」
加「ごめ、ヒュッなさ...謝る、から」
段々目がチカチカとしてくる
苦しい、ほんとに、死ぬ
そんな状況でもまだ夢追さんを嫌いになれない自分はきっとバカだ
夢「(これからはちゃんと返信してよね…」

そう呟いたかと思うと手が離されドサリと地面に座りこんだ
加「はぁッけほッヒュッはッ」
生理的現象で出てきた涙でにじむ目で夢追さんを見るとパーカーの袖の隙間から赤いものが見えた
手で涙をこすってよく見れば刃物で付けたような赤い傷

加「夢追さん、その傷」
夢「だって、寂しかったから...
一人が嫌で、恐くて、紛らわすために」
夢追さんはこう言うことが月に数回ある
自分の気持ちを紛らわすために痛みを与える

加「だから長袖着てたんですね」
夢「ごめん、」
加「良いんです、私も悪いですし」
それに、自分は夢追さんのそういう所も好きだから
私の事を愛すが故夢追さん自身を自らの身体を傷つけるほど俺のことを愛してくれる人なんてそういないから
DVとかも暴力振るう側がリスカするの良いよね
プラスされる側もメンヘラ気質だとめっちゃいい
夢追は社長の首絞めます絶対です
何故なら雨野の癖だからです
殴る蹴るじゃない、首締め!!
夢追には怒りに任せて首締めとかしてほしい
あと情緒不安定であって欲しい

プリ小説オーディオドラマ