第34話

第27話
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2023/03/28 08:23
ぴくと視点

5階ってどこー?

階段見つからないしなんか肉塊とか血溜まりが至る所に有るんだけど

てかあの人達は俺をここに連れてきてどうするつもりだったのだろう?

まぁ、やることなかったし良いけど、、、

『ぴくとはさ?自分が生きる意味あると思う?』

ぴくと「また聞こえる、、、」

白いやつ「、、、ねぇぴくとさっきから変だよ、幻聴でもきいてるの?」

ぴくと「いや、、そうじゃなくて」

白いやつ「、、僕はぴくとが辛かったら助けてあげるから、、、言ってね」

ぴくと「、、ありがと」
 
      『質問はまだか?』

生きる意味そんなのないよ

      『じゃあ何で、』

死ぬ意味も無いから、死ぬなんてただ、、痛くて苦しいだけじゃ無いか

それに少しは良い人達に出会えたし

『明らかに人が死んだ状況で思うことがそれか?』

『君は、、ぴくとは、、、勘違いしてるよ?』

な、なにを?

           『内緒』

ぴくと「、、、、」

白いやつ「ぴくと?ぴくと!」

ぴくと「あ、何?」

白いやつ「階段通り過ぎてたよ、、、目付いてる?」

ぴくと「節穴だったわ」

白いやつ「、、、そう」

階段を一段つづ踏み歩く、、、
視界の上からゆっくりと大きなドアが見え始める

冷たいドアを押して中に入る


深く椅子に座る年老いた男性がいた

男性「、、、、?!」

俺の顔をじっくりと見ると驚いた様に話かけてきた

男性「何故お前がここに居るんだ?」

ぴくと「?」

男性「人外のお前が良い駒を一つ奪い、崩壊させたお前が、何故ここに?どうしてその姿で?」

何だコイツ?
てか何で俺のこと知ってるの?

男性「まぁ良い、、このままアイツの軍で国が終わるかと思っていたが、、、君が居れば返り討ちにできるな、、、」

ぴくと「さっきからなにo」

男性「人外ごときに報酬を渡したく無いがしか無い、、、取引しないか?」

ぴくと「は?」

男性「君の異能を使ってW国を壊滅させてくれないか?報酬は用意できるものなら何でも渡そう、、どうだ」

よく分からないけど聞きたく無いな、、、

『ソイツの話には乗るな、、、絶対』

誰かさんもそう言ってるし



あの人達を自分の手で殺したく無いし

ぴくと「お断りします」

男性「、、そうか、、なら、、」

ぴくと「?!」

目の前の男性が銃を取り出す

男性「最初から脅せばよかったな、、」



この後さばぴー来てくれるんだよな、、なら、、

相打ち覚悟で良いか、、、





ぴくと「お前は10秒後に死ぬ」






そのあと銃声が響き渡った

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