【設定】
速水あなた
三年
跡部景吾の恋人
氷帝学園
速水あなたSide
確か美術だったはず…だよね?
移動教室だし早く行かないと
好きな教科は遅れたくない
と、後ろから手で目を塞がれた
この声は…
跡部さんは誇らしげに笑みを浮かべていた
嬉しそうで何よりだ
そう言う跡部さんの表情は暗かった
昼休み、折角なので跡部さんとお昼を食べようと思った
この時間だと生徒会室かな…?
ガチャ
そう言って私に手を差しだした跡部さん
私はその手を取って隣に座った
私がお弁当を食べていても忙しいのかペンを離すことの無い跡部さん
何か食べないとお腹が空くし……あ、
私はお弁当の卵焼きを跡部さんの口に入れた
突然のことで跡部さんは驚いていたけど
ふっと笑ってペンを置いた跡部さん
自分で言って何だが部屋のどこを見ても跡部さんの昼食が見当たらない
どうするつもりなんだろう…
結局、私のお弁当を全て渡す事になった
まぁ…跡部さんが幸せそうだからいいか
そして食べ終わったから残りの仕事をするのかと思ったら
跡部さんが私を抱き締めた
この先、跡部さんよりも良い人なんて見つかるはず無い
翌日
廊下
同じクラスの男子が声を掛けてきた
教室に戻ってノートを取りに行こうとした
すると、後ろから手を引かれた
私は問答無用で空き教室に連れて行かれた
何か…違う何かみたいな…
独占欲みたいな…
そう言って私を抱き締めた跡部さん
何だろう…この人の言葉は信用できる筈なのに違う言葉に
聞こえてきた……危ない薬でも飲んだみたいに…
その言葉は一見、告白のように聞こえるけど今の私には
怖い何かに聞こえた
多分、この人からは逃げられない
えー…更新に結構時間がかかりました…
跡部さんでヤンデレってどんなのだろうと迷走していたらこんなに掛かりました…
他にも見たいものがあればリクエスト下さい!
Next……












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!