第14話

5. 新救世主 Ⅲ
19
2025/12/01 12:28 更新
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
皇帝が親政することとなった。
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
...... 皆様はどうなると思うか?



「別に......口調を仰々しく変えなくても良いのですよ。」

「そうですね......。どうなるかは未知数です。しかし確定した事は...... 、」
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
確定した事、とは?




「 マリアーネ の独立です。 」






セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
......クソが。
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
結局、ダメですか......。
所で、イベリア半島の方は大丈夫ですか?
あちらの方は軍事力が低いし、比較的監視が及んでいると思いますが。

「あちらは、大丈夫かと思われます。」
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
......そうですか。



壁によりかかる。無気力感が身体中に蹲っている。
帝国が没落する、それは直ぐに分かった。
結局、ほんの少しの栄光に過ぎなかったのだ。
本当、本当に......。悲しみよりも先に苦しみが出てきてくる。
嗚咽混じりの声が、心にヒビを入れようとしていた。
マリアーネ亡命政権
マリアーネ亡命政権
あ  っ、ぁ

床を這い蹲る。
なにか、見えたような気がする。
それは光か。

仮初の足は動かないっていうのに、どこか動いているような気がする。
私は、すぐに理解した。
あちらが今にも、独立を果たそうとしていること。
ただしこれは、他のやつにはバレては......

日独伊共和国
日独伊共和国
何してるの?危ないよ?
マリアーネ亡命政権
マリアーネ亡命政権
ゴフッ 。

なんでだよ!ふざけるなよ!
こんなにすぐにバレるとか聞いてないぞ。
最悪だ...... 。
独立となったら、確実にグロリアが介入してくる。独立とか本土帰還とかそうゆう問題は、自分たちでのみ完遂するべき事であり、グロリアの介入を許してはいけはい。地獄を見る羽目になる。
グロリアは自由を掲げている。しかし被支配者からしたらただの嫌がらせ。他より少しマシというだけなのだ。

だからこそ、内密に、干渉されることなくやりたかった。しかし日独伊にあってしまったのである。
さて、どうしたものか......。
と、頭が痛くなる問題を抱えたがそれはすぐに解決される事になる。

日独伊共和国
日独伊共和国
もしかして、本土のこと?
そっか、送って行ってあげるよ!
それに、黙っておいてあげるね。
日独伊共和国
日独伊共和国
だってさ、ボクだって本当はグロリアの陣営にはいりたくないし......。とはいっても、僕自身は離れたらすぐに東のやつらに支配されるだけなんだけどね。
日独伊共和国
日独伊共和国
でも、それはボクの話。マリアーネさんなら、きっと自分だけで生きていけると思うの!
ボクとしては......、そうゆう前例が欲しいというだけなんだけどね。
 
マリアーネ亡命政権
マリアーネ亡命政権
............ 、
マリアーネ亡命政権
マリアーネ亡命政権
いい、のか?
 
日独伊共和国
日独伊共和国
うん!
日独伊共和国
日独伊共和国
君の独立は、ボクだけじゃない。
世界の希望になるのさ!
だからこそ、お願い。独立、頑張って!

............ まさか励まされるとは。こんなことは予想していなかった。だが、嬉しい。
日独伊がこんな奴で良かったと、心の底から思う。
今だけは、自分だけじゃなくて、こいつにも明るい未来があることを......心の底から信じたい。
マリアーネ亡命政権
マリアーネ亡命政権
そうか、ありがとよ。
日独伊共和国
日独伊共和国
僕がそっちまで送るからね!
頑張ってね!


マリアーネ亡命政権
マリアーネ亡命政権
......ああ!
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
......このままでは、独立してしまう!
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
あの息子、考えが理解が出来ない!
マリアーネの独立を認める予定?ふざけるんじゃない!
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
クソッタレがぁ ─── ッ!


イベリア連合大公国
イベリア連合大公国
随分アイツに熱心みたいだなぁ 、ホント
イベリア連合大公国
イベリア連合大公国
貴様も、いい加減崩壊する未来が見えただろう?
 
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
イベリア ......

忘れかけていたが、コイツも独立しようとしていることに間違いは無い。
しかし、重要度で言えば落ちるのは当然。
何も重要なものは無いのだから。
とはいえ、イベリアの発言にはイラつくものがあった。心から憤怒していたレイアーは触発され、イベリアを殴り飛ばす 。

イベリア連合大公国
イベリア連合大公国
いってぇな。
貴様はさぁ__、暴力でしか人に訴えることが出来ないのか?本当に馬鹿だな。んな柄だから、覇権国にはなれないんだろーよ。

そんなものは関係なしと、イベリアは続けてレイアーに針を突き刺す。
心が出血し、レイアーは気分が悪くなり痛みで胸を抱える。
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
るせぇ ___ 、

レイアーらしからぬ、穢れしかない言葉。
イベリアは、思わず口が歪む。
まさに今、快楽を得ていた。
イベリアは、迷わず突き刺す事を続ける。

イベリア連合大公国
イベリア連合大公国
いい加減覇権国気取りやめたらどうだ?お前にそんなもの務まんねーんだよ。マリアーネとかグロリアならまだ務まるだろうけどさぁ......お前はそんな才能なんて1mmも_、いや1μmも存在しねぇんだよ。
イベリア連合大公国
イベリア連合大公国
自覚無いのか?
あ?あぁ?
イベリア連合大公国
イベリア連合大公国
お前なんて、とっとと滅んでろ。

そう吐き捨てる。
イベリアは、倒れ込むレイアーに満足したのかその場を去っていった。

ステラ国
ステラ国
流石に...... 、言い過ぎじゃ?
イベリア連合大公国
イベリア連合大公国
んなもの知らないな。
ステラ国
ステラ国
荒れてる、ね
イベリア連合大公国
イベリア連合大公国
____ そうかもな。




◆◆◆◆◆



イベリアが去ったのを確認すると、よろよろとしながらもたち直す。
まるで、二日酔いしたような人間の姿だった。

救世主、救世主は......いないのだろうか。
皇帝の息子に、自分の救世主は務まるのか?

セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
...... っはあ


「どうやら、お困りのようですね。」

セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
元帥......?
どうしましたか?

「いえ......、貴方には事前にお知らせしようかと。」

「明明後日、私はテロを起こし、国家転覆を行います。貴方は__、協力してくれますよね?」

「私の手を掴めば、叶いますよ?マリアーネの独立阻止も、覇権国化も 。」
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
...... 、

「あぁ、今決めなくても大丈夫ですから......。」

「考えておいてください、ねぇ?」

セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
......
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
セレスト・レイアー帝国(零藍帝国)
私、は ......



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