それを聞いて俺は絶望した。なんだよそれ、ほぼほぼ恋無理じゃん。
ルカさんに励ましてもらって、自我に戻る。
湯呑みを外すと、ルカさんはクスって笑う。
本を閉じた後、毛布をかけるルカさん。
…そっか、俺から好きをアピールすればいいのか…。
ルカさんがマップを教えてくれたので見ると、患者同士で共有できる、『休憩室』と言うものがあるらしく。
早速行ってみよう、と立つ。
例の休憩室の目の前までくる。
…が、いざとなると緊張してくる。話しかけられるかな。
とりあえず、とりあえず話しかけるのが第一歩。いけ!
真っ白なドアを開けると、そこには点滴をして俯いているめめさんと二人きり。
めめさんは俺に気づいて目線をこちらに寄せるが、すぐ俯く。
素気ない挨拶をすると、めめさんは無表情で
と無愛想に言う。
…うう泣
めめんともりさんがキッパリ言う。
なんで厳しく言われた。
少し腹が立ったのもあるし、諦めなくないから,言う。
口論になっている。
俺もやめられないけど、勢いでやめられない。
俺の圧に圧倒されずに、めめさんは述べる。
めめさるは負けたのか、「…わかりました」と悔しそうな声で言う。
俺は微笑んでからめめさんの隣に座る。
綺麗な髪をきらり輝かせ話す君。
お互い頭を下げると、俺は自動販売機まで歩く。
ペプシとコーラを押す。冷たい缶で出てくるペプシとコーラ。
…ええ何その声。そんな声出せるの???
けど、冷たくて美味しい。生き返る。
と言うと、めめさんが腕を掴む。
と言って、休憩室を出る。
…あ〜、なんだよあの人。めちゃくちゃ可愛い。
なんて廊下を歩いていると、めめんともりさんを見かける。
近くだし、聞き耳立てちゃおっと。
一部しか聞こえなかったが,そう聞こえた。聞きたくなかった。
では!!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!