枠:星律機関 十二星座『双子座』
名前:ノア・アルカディア
性格:
・慈愛に満ちた聖人
誰に対しても分け隔てなく接し、相手の立場や過去に関係なく、その人自身を見ることを大切にしている。
彼にとって人は、「守る価値がある者」と「そうでない者」に分けられるものではない。
敵であろうが罪を犯した者であろうが、その奥にある感情や苦しみを理解しようとする。
誰かが傷ついているのなら手を差し伸べ、誰かが道を間違えているのなら、倒す前に向き合おうとする。
その姿勢から、周囲からは「聖人」と呼ばれる事がある。
しかし本人はその評価を好んでいない。彼にとって優しさとは才能ではなく、人として当然持つべきものだと考えている
・何よりも他者を尊重する
彼は、どのような相手であっても一人の人間として向き合う。
年齢・立場・所属・能力の強さなどで相手の価値を判断することは絶対にない。
相手が誰であろうが、同じように相手の言葉へ耳を傾ける。
誰かの考えが自分と異なっていても、すぐに否定することはなく、「お前がそう考える理由を、私は知りたい」と理解しようとする。
彼にとって対話とは、争いを避けるための手段ではなく、相手の心へ触れるための大切な行為である。
・強い信念を持つ理想主義者
「誰かを守る」という信念だけは、何があっても曲げることがない。
どれほど絶望的な状況でも、どれほど多くの人が諦めても、最後まで可能性を信じ続ける。
周囲から、「もう救えない」、「犠牲は必要だ」と言われても、簡単には受け入れない。
なぜなら彼にとって、諦めることとは未来を閉ざすことだからである。
ただし、その強すぎる信念は時に、自分自身を追い詰める原因にもなっている。
・自己犠牲的
他者を優先するあまり、自分の命や感情を軽視する傾向がある。
仲間が傷つけば自分の事以上に苦しみ、誰かが犠牲になる選択を何より嫌う。
その為、「自分一人が傷ついて済むなら、それでいい」という考えを無意識に持っている。
周囲から心配されても、「私は大丈夫」と微笑むが、本当は誰よりも多くの痛みを抱えている。
・穏やかで柔らかな性格
普段は非常に温厚で、怒りを表に出すことは少ない。
誰かに悪意ある言葉を向けられてもすぐに怒ることはなく、冷静に受け止める。
しかし、守るべきものを傷つけられた時だけは、その優しさが一変する。
普段は怒らない人間だからこそ、その怒りは静かで重い。
・高い共感力
相手の表情や言葉の変化から、感情を読み取ることに長けている。
相手が隠している悲しみや苦しみにも気付き、必要以上に踏み込まず、ただ寄り添うことができる。
その為、仲間から相談を受けることが多い。
しかしながら、相手の感情を受け取りすぎる為、敵の苦しみや悲しみにまで共感してしまうことがある。
それが、彼の迷いにつながることもある。
・決して諦めない
彼は「可能性」を何よりも信じている。
どれほど小さな希望でも、そこに未来が存在するのなら決して手放さない。
双子座の力が「二つの可能性」を象徴するように、彼自身もまた、「一つの答えだけで世界を決めてはならない」という考えを持っている。
誰かが選んだ道の先に、別の未来が存在する可能性を信じ続けている。
・自分よりも仲間を信じる
彼は、自分自身の力よりも仲間の存在を信じている。
十二星座の双子座という唯一無二の存在でありながら、「私一人では何も成し遂げられない」と語る。
特に双子座代理については、単なる補佐や相棒ではなく、自分と同じ一つの星を形成する存在として心から信頼している。
・内面に抱える弱さ
誰よりも優しい彼だが、決して完璧な人間ではない。
過去に救えなかった命への後悔を抱え続けており、「もしも別の選択をしていれば」という思いを何度も繰り返している。
他者には「自分を責めるな」と言えるが、自分自身には同じ言葉を向けられない。
年齢:26歳
性別:男
身長:183cm
体重:72kg
誕生日:6月15日
一人称:私
二人称:貴方、お前、○○、○○さん、貴様
好き:双子座代理、人の笑顔、子供、読書、仲間と過ごす時間、平和な日常、星空、紅茶、未来を担う存在、誰かの努力、小さな幸せ、可能性、約束
嫌い:決めつけ、無駄な殺生、嘘や裏切り、無関心、命を道具として扱う事、誰かを犠牲にする選択、誰かの未来を奪う事、諦める事、弱者を利用する事
得意:戦闘、観察、仕事全般(中でも書類仕事)、応急処置、対話、判断、人の本質を見る事、仲間をまとめる事、人の気持ちを理解する事、仲間を活かす事、記憶する事
苦手:料理、誰かを傷つける選択、冷たい判断、誰かの泣いている姿、自分だけで決断する事、仲間を頼る事、自分の弱さを見せる事、自分を大切にしない人
武器:ベレッタ1301 Tactical
異能名:星の煌き『星双律』
異能の詳細:
双子座のみが持つ特殊な星の力で、「二つの可能性」を司る能力。
世界に存在する無数の選択肢の中から、現在とは異なる可能性を一時的に引き出す。
未来を予知する能力ではなく、「選ばれなかった可能性を現実へ近づける能力」。
その為、絶対的な未来を変えることはできない。
「双星は惹かれ合う」
双子座代理との精神・能力共有。
お互いの位置や状態を感知できる・感覚を共有できる・能力の一部を共有できる・離れていても互いの意思を感じ取れる 等。
ただし、距離や精神状態によって、お互いの負担が増加する。
「可能性の光」
自身や対象に存在した「別の可能性」を一時的に引き出す。
例えば、攻撃を受けなかった可能性・本来届かなかった攻撃が届いた可能性・武器が壊れなかった可能性 等。
存在し得ない可能性を作り出すことはできなく、あくまでも「可能だった未来」だけを一時的に引き出す技。
過去:(かなり短縮いたしました。どこかでしっかり書きます。)
世界に捨てられた幼い双子は、互いだけを頼りに生きる中、傲慢で歪んだ総星長に気まぐれで拾われた。
居場所を与えられた二人は、星律機関の温かな人々との触れ合いを通じて、誰かを守る側へと成長していった。
数年後、星蝕による大規模襲撃が発生し、その中で「誰かを守る力」を望んだ二人に双子の星が応え、二つの魂で一つという異例の「双子座」が誕生した。
しかし、一人しか認めないという周囲の議論に対し、ジェリルは星の選択を絶対とし、前例のない特異な階級「半星」を作り上げる。
それが世界で唯一、二人で一つの星座を名乗る現代の「双子座」という例外の始まりだった。
トラウマ:誰かを救えない事・自分が選ばれることで誰かを失う事
物心が付いた頃既に捨てられていた経験から、誰かが必要とされずに置き去りにされる事を何よりも恐れている。
特に、双子座の継承時に「どちらか一方を選ぶべき」とされた出来事は、彼の心に深く残っている。
自分が力を得ることで、誰かの居場所を奪うことになるのではないか、自分の選択によって、誰かを犠牲にしてしまうのではないか。
その恐怖から、ノアは誰かを切り捨てる選択を極端に嫌い、時に自分自身を犠牲にすることすら躊躇わない。
自分についてどう思っているか:「…私は、聖人や英雄と呼ばれるほど特別な人間ではない」
ノア自身は、自分を英雄や聖人だとは考えていなく、自分の未熟さや弱さもしっかりと理解している。
彼は誰かを守りたいと願いながら、全てを救えるほど万能ではない。
それでもただ一つだけ、自分自身に課していることがある。
「誰かを見捨てる側にはならない」。それだけは、どれほど苦しい状況でも決して曲げない。
星律機関についてどう思っているか:
ノアにとって、星律機関は初めて与えられた「居場所」である。
捨てられた自分達を受け入れ、何も知らなかった二人に人との繋がりや優しさを教えてくれた場所。
その為、彼は星律機関を心から大切にしていて、この場所をより多くの人が安心して帰れる場所にしたいと思っている。
総星長についてどう思っているか:「…複雑だ。昔は単純に、拾ってくれた恩人として感謝していたが…今は、興味本位で私達を拾ったのだと分かるからな。………人格に目を瞑れば、誰よりも優秀で尊敬に値する人だ」
総星長の呼び方:総星長、貴方、あの人
十二星座についてどう思っているか:「…正直に言えば、私がその名を背負っていいのかと思う時がある。十二星座は、星に選ばれた特別な存在だ。だが、私は特別な人間ではない…。如何したものか、、」
星蝕についてどう思っているか:「彼らの苦しみが、理解できないわけではない。誰にも必要とされないと思う痛みなら、私も知っている。しかし、過去に傷ついたからといって、誰かを傷つけていい理由にはならない。奪われたものがあるなら、その痛みを他の誰かへ渡すのではなく、そこで終わらせるべきだと思っている」
星蝕十二徒についてどう思っているか:「失ったものがあり、認められず、それでも何かを変えたいと思っている。その気持ち自体は否定できない。だが、どれほど正しいと思う願いでも、誰かを踏みにじった瞬間にそれは間違いとなる。彼らを理解しようとは思うが、その行いを許すつもりなど一切ない」
黒星王の呼び方:黒星王、貴方
その他:
・ノアは十二星座の中でも特に人々からの支持が厚い存在であるが、本人は自分が特別扱いされることを好まない。
・ノアは圧倒的な力で敵を制圧する戦い方ではなく、相手の動き・心理・状況を読みながら、最適な選択を取り続ける。異能力によって複数の可能性を展開するため、戦闘中の動きは予測不能。
・ノアにとって双子座代理は、「守るべき弟」ではなく、対等な存在である。幼少期から共に生きてきた唯一無二の半身である為、周囲が弟を「双子座代理」、「補佐役」と呼ぶことに少し違和感を覚えている。だが、役柄的にノアも、双子座代理と呼ぶことがある。
・怒っている時ほど、丁寧な言葉遣いになる癖がある。
・基本的に何でも出来るが、料理だけは苦手である。味覚や手順の理解はある為、致命的に下手ではないが、栄養・好きなもの・体調等と色々と考えすぎて失敗してしまう。
・ノアの目標は、「居場所を失うことがない世界」を作る事。
・本人は否定するが非常にブラコンである為、双子座代理の身に何かあった場合、仕事に手が付かなくなる。
・ジェリルに追いつきたいという気持ちが少なからず存在している。
・ノア・アルカディアという名はジェリルから貰ったものではなく、星律機関の所属員から貰ったもの。
サンプルボイス
「私こそが十二星座の双子座。ノア・アルカディアだ」
「ああ…折角誘ってくれたのにすまない。また今度、誘ってくれるか?」(大量の書類仕事をやらなければならない者の図である)
「…ではこれより、本日の会議を始める。まず、問題になっている件だが___。…どうした?…ああ、今回、総星長は忙しいとの事で欠席だ」
「○○、少しでもいいから睡眠を取れ。隈が出来ているぞ。…大丈夫だ、仕事は私がやっておく。ゆっくりと休め」
「…そんな顔をするな。大丈夫だ、○○は一人ではない。それに、君一人で背負う必要など最初からないだろう?」
「…双子座代理…か。その、私的にはクロスの事をそう呼ばないでやって欲しいのだが…。…クロスが怒る、という事もあるが、私も少し違和感があってな」
「待ってくれ…あと、あと少しで終わるんだ…。私だって偶には○○と遊びた…過ごしたい…!……新しい仕事?それも何日分もの?………○○、すまないが共に過ごすのは難しそうだ…」
「…私はお前達が思っているような人間ではない。救えなかった命がある、選択を間違えた事もある……」
「………すまない。料理だけはどうも上手くいかなくてな」
「…いいか、総星長は私の何百倍もの量の仕事をしている。いつ寝ているのかも分からないくらいの量を一人でだ。…私のような人間があの人に少しでも追いつく為には、これくらいで休んではいられない。…お前の分の仕事もやっておこう。最近、寝ていないだろう?」
「…総星長、撤回してください。彼らは貴方が思っているような人間ではありません」
「貴様にも守りたいものがあるのなら、分かるはずだ…これは間違った行いだと…!」
「待て。可能性は一つではない。どれほど絶望的な状況でも、必ず別の道は存在するものだ」
「クロス。聞こえるか?今から私達が行うのは、非常に重要な任務だ。それを決して忘れてはならないぞ」
「奪われたから奪う。傷つけられたから傷つける。…それでは、悲しみは永遠に終わらない」
「理解する事と、許す事は違う。私は貴方達を理解する。だが、その行いを見過ごすことは出来ない。よって、貴様等をここで止める」
「まだ終わってもいないのに諦めるな!未来は、ここから変えられる…!」
「私は、選ばれなかった未来の為にこの力を持っているのではない。新しい未来を掴む為に持っているのだ」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!