第7話

◌ 。˚
1,912
2024/03/27 16:04 更新
(なまえ)
あなた
ただいま~
家に帰ってきても誰からの返事もない
当たり前だけどね
お昼にスマホ見たとき涼からメッセージが来ていた
帰りちょっと遅くなる、とのこと
ちなみに連絡先は昨日の自己紹介の後すぐに交換した
全部の行動が大胆かつ早いんだよね...
とりあえず制服脱いで部屋着に着替えて、掃除とか洗濯とか家事をすることにした
昨日気にして見てなかったけど、洗濯カゴの所に涼の制服のシャツがちゃんと置いてあることにちょっと驚いた
なんか勝手に脱いだやつそこら辺に投げ捨てそうだな、なんて偏見持ってた
そこらへんは全然しっかりしてるんだ。









(なまえ)
あなた
...よし、終わった〜
...そういえば洗濯機回してから気づいた
私と涼の全部一緒にしちゃったよ
私は全然大丈夫だけど、涼がそういうの嫌だったりしたらどうしよ...
...まぁ言わなきゃわかんないでしょ
女慣れしてそうだし
(なまえ)
あなた
大丈夫だよね...
少しの不安と罪悪感を感じつつ、他のことにも取り掛かることにした









橋本 涼
橋本 涼
ただいま~
涼が帰って来たのはそれから2時間ほど経ってからだった
(なまえ)
あなた
おかえりなさい
帰り遅くなるって連絡もらってたから私が作んないとって思って夜ごはんも作ったけど...食べるかな...
橋本 涼
橋本 涼
夜ごはん作ってくれたの?
(なまえ)
あなた
うん、あ、食べ...ない...?
もしかしたら外で食べてきたりしたのかな、
まぁ残ったのは明日の朝食べたりお弁当に入れたりすればいっか、なんて思っていると
橋本 涼
橋本 涼
食べるよー?めっちゃ腹減ってるし!
当たり前だと言わんばかりにそう言われた
(なまえ)
あなた
ぁ、そっか、!じゃあちょっと待ってて、
橋本 涼
橋本 涼
おっけ〜










結局2人で夜ごはん食べて、ソファでスマホをいじっていると
橋本 涼
橋本 涼
よいしょ、
と、涼が隣に座ってきた
かなり近い
一応まだ同居し始めて2日だよね、?
さすがにまだこの距離感には慣れない...
すると
橋本 涼
橋本 涼
あなたはなんでこの学校入ろうと思ったの?
唐突にそんなことを聞かれた
この学校に入ろうと思った理由...
(なまえ)
あなた
お母さんの母校だったからかな、
これがいちばんかも
橋本 涼
橋本 涼
へぇー
スマホを見ながらそう反応する涼
反応めっちゃ薄いじゃん、
橋本 涼
橋本 涼
そういえばさぁ、あなたって兄弟とかいるの?
また唐突な質問
(なまえ)
あなた
うん、お姉ちゃんがいる
橋本 涼
橋本 涼
ふーん、じゃあ4人家族ってこと?
(なまえ)
あなた
...正確には4人じゃないかも
橋本 涼
橋本 涼
そうなの?
(なまえ)
あなた
...私さ、お父さんいないんだよね
私にはお父さんがいない
私が産まれる直前に事故で亡くなってしまったらしい
物心ついたときからいなかったから、お父さんがいなくて寂しいとか悲しいとか思ったりしたことはなかった
でも、お父さんがいないかわりにお母さんが仕事でほとんど家にいなかった
だから親戚とか近所の人とかに育ててもらったようなもの。
お姉ちゃんも高校を卒業してすぐ働き始めた
その結果、家には私1人だけでいることが多くなった
(なまえ)
あなた
お姉ちゃんが私の好きなところで好きに勉強しなって言ってくれたからここに通うことにして、
この学校はお母さんの母校でもあったし、より高いレベルの高校に行ってお母さんたちに恩返しをしたかった
今は学費とかもお姉ちゃんが全部受け持ってくれてるけど、卒業したら絶対その分のお金は返そうと思ってる
(なまえ)
あなた
...それに、寮に入ることにしたのも、ちょっとは寂しくなくなるかななんて思ったから、笑
これは本音
すると、黙っていた涼が口を開いた
橋本 涼
橋本 涼
...ごめんね
(なまえ)
あなた
え、?
橋本 涼
橋本 涼
辛いこと聞いちゃって、
涼は申し訳なさそう目を伏せた


...なんかこっちの方が申し訳ない。


私自身、別に気にしてないことなんだけどな...
(なまえ)
あなた
別に辛いこととかじゃないから、大丈夫、!
橋本 涼
橋本 涼
これからは俺があなたが寂しくなんないようにそばにいるから
(なまえ)
あなた
え、?
...なんかプロポーズみたいなこと言ってる
橋本 涼
橋本 涼
俺があなたのそばにいるね
(なまえ)
あなた
ありがと...
...自覚ないのかな...



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