第6話

#.5
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2025/10/01 13:53 更新




Kyosuke.








「また来てくれたんだ。忙しいでしょ、気にしなくていいのにさ」

大夢「いいの、俺が来たいから」




近くのお店で買ってきてくれたゼリーを、ベッド脇の小さな冷蔵庫にしまいながら笑う大夢。

申し訳ないなとは思いつつも、来てくれることは嬉しかったし、厚意でやってくれてることはわかってたから、何も言えなかった。




.......部活、行ってないんじゃないのかな。


こんな時間に来れるってことはさ。




俺はずっと心配してんだよ。

大夢は俺に時間を使って、結局俺はいなくなる。
後悔するかもしれないし。

大夢の将来を、俺が奪うことはしたくないんだよ。


だから、もう来ないで。




そう言えたらよかったけど、やっぱり俺も、どこかで大夢を求めてるわけで。

彼に会うことで、ああ、ちゃんと生きてるって実感できる、なんていう節があって。


結局甘えてるだけだ。



だからせめて、彼が居てくれる前では笑顔で居たいと。

大夢は馬鹿じゃないから、見透かされてることもわかってるけど。







大夢「最近、調子どう?何か持ってきて欲しいものとかない?」

「.......ううん、大丈夫だよ。最近は、ずっと調子いいし。元気だから、大丈夫」

大夢「そっか。よかった」

「うん。ありがとな」






ニコッと笑う大夢を見つめる。


そうやって胸の奥の違和感を、また遠くに置き去って、忘れたふりをしてるだけなんだ。








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