亜莉紗side
6人は殺されてしまう。
続きを言う気にはなれなかった。
連の本性を知った上でも6人は行くというのだから、
私に止める権利はない。
いや、権利を建前に言い訳をしているのは、
私の心にまだ迷いがあったからだろう。
私には、まだ心の迷いを断ち切るほどの勇気はない。
私は貴方たち6人のように変われない。
ごめんなさい
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莉犬side
俺は分かってしまった。
この後に続く言葉が。
正直に言えば、怖い。
死ぬと分かっていてその場所に行くのだから。
でも、これは逃げてはいけない。
これは贖罪なのだから。
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Noside
しばらくの沈黙を終え、ジェルが喋り出す。
思い出したように、ころんとるぅとが喋り出す。
何も知らない藍夜は、また会うための挨拶を。
全てを知っている亜莉紗は別れの挨拶を。
6人は別れの挨拶と共にその場を離れていった。
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次の日
連は、言い終わると同時に6人全員に
1発ずつ肩に弾を打ち込んだ。
全員の肩から赤い血が流れている。
言い終わったあと、ころんの脇腹を見ると
ナイフが刺さり、血が流れ出ていた。
立っていることが難しくなったようで、
ころんは気を失った。
つまんない。
倒れたころんに対して、唯一放った言葉だった。
連の命への考え方はきっと誰にも想像がつかない。
1人…また1人と七瀬たちが倒れていく。
しかし6人は誰一人として抵抗しなかった。
6人全員を殺し終わった連は、
血塗れになっていている体を見ながら、
狂気的な笑みで廃工場を去っていった。
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首を切り落とされ、
体をズタズタに切り裂かれた死体は、
とある2人組によって見つけられた。
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数ヶ月後
屋上の端に立った藍夜は亜莉紗と
一緒に呟いた。
BADEND『裏切り者の処刑』
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アンケート
アンケート結果でストーリーを進める物語は…
もっとやって欲しい!
89%
いや、やらないで欲しい
11%
投票数: 136票
























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。