
わぁー暇!

あ、友達に言うの忘れてたわ

『余命半年やってー』
『ノリ軽くないか?』

『私の性格知ってるじゃん』
『じゃあ何するん?』

『どこか行ってなにかする』
『極端』

『許せ』
『でも運動とかに異常はないのに余命半年…』

『人生こういうもんさ』
『じゃあ貯金使うわ』

『新幹線取っといて〜』
『だからどこ行くん?』

『後々決めるか』
『おけ』
『怖くないん?死ぬこと』

『別に〜?死ぬまでやりたいことやろうかな』

『就職しなくて済むやん』
『夢とかないんか』

『ない。』
『ま、好きに生きましょ』

『分かってるやん』
『あんたの人生なんだから』

『ありがと』
ピロンッ

お母〜さーん。学校連絡したの?

……
シ───(´-ω-`)───ン
プルルル…

あ、2年の雨瀬です

前病院受診した結果余命半年ということになりましたので、書類関係持っていった方がいいですか?
『え、待って余命半年?』

はい
『待ってね……うん。書類よろしくね』

わかりました。休む時多いと思いますがよろしくお願いします
『好きに生きてくださいね、残りの人生』

はい。そうするつもりです
『来年の夏休みまで生きれたらいいわね』

でも半年だし…
『まぁ、せめて半年は生きてちょうだいね、みんな悲しむから』
『お大事に』

ありがとうございます
プツンッ

思ったよりみんなノリ軽いな…
明日から何をしようか

駄文を読んで頂きありがとうございました
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!