ペンギン視点
春。桜の季節だ。
黒板には「 進級おめでとう!! 」とチョークで書かれている。
生徒たちはもう既にグループを作り話しているようだ。
俺は1人で机で本を読んでいるようだった
まるで学校…いや、学校だろう
だが俺はもう成人済みだぞ?なんでこんな所に…
昨日は確か同僚のパンダに誘われ居酒屋に行ったんだよな
そこから先の記憶が朧気だ
気付けば目の前にパンダがいた
いや、それは見れば分かるのだが…
パンダの言ったことを無視し俺はパンダに尋ねた
パンダはしばらく拗ねた様子だった
パンダが発言した事は信じられない事過ぎた
ごもっとも。普通(?)の成人男性が高校にいるなら確実に通報される。
おまけに俺らは学校関係者でも無い。
パンダは俺から目を逸らした。
確実に嘘を言っている
パンダは廊下へと全力疾走して行った
呆れた……
パンダが教室を出ていったと同時に
「 こーんにちは! 」
突然教室中に声が響き渡った













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。