第30話

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2026/02/14 15:52 更新


チソンに言われたカフェに一足先に行きアメリカーノを頼んで椅子に座る

俺はいつも持ち歩いている本を片手にコーヒーを飲みながらチソンを待っていた







JS
JS
……


何分ぐらい経ったのだろうか


前から視線を感じ読んでいた本から目を背けて前を見る


JM
JM
うわぁ、

いつの間にか到着していたチソンがいた


JS
JS
ちょっと、うわって酷いよ
JM
JM
お、ごめん

全くヒョンったら、なんて少し呆れた表情をしてココアを飲むチソン


JM
JM





チソンの舌はまだ子供なようで良かった

JS
JS
え…?なんでいきなり笑ってるの?怖っ、
JM
JM
やー!

少し微笑んだだけで怖いなんて、全く誰が教えたんだか、

JS
JS
うそうそ笑
JM
JM
まったく、笑

久しぶりに見たチソンは最後に会った時よりも痩せていて声が低くなっていたように感じる


JM
JM
…元気だったか?
JS
JS
……うん。元気だよ
JS
JS
ヒョンは?
JM
JM
俺も、俺も元気だよ


さっきまでしていた少しのおふざけとは異なって少し真面目な雰囲気になる


実は、さっきまで不安だった


チソンと普通に会話ができるのかって、


チソンと話したのはチソンが中一の時ぶりだから少し緊張していた

それ故に心のどこかに黒色のもやもやっとした何かがいたんだと思う

でも良かったよ。お前とまた、こうやって話が出来て



JM
JM
夢、叶えたんだな
JS
JS
うん、。ヒョン達のおかげだよ

両親を早くに亡くして兄弟だけで暮らしていくってなった時、まだ小学4年せいだったチソン

そんなお前が16歳という若さでここまで活躍できているのは凄いよ、


JS
JS
僕さ、ずっと悩んでたんだ、
JS
JS
ひょんを、ヒョン達を犠牲にしてまで俺の夢を叶えていいのかって、
JM
JM
チソンア、
JS
JS
でもね?あの時に決心したんだ


JS
JS
迷うのは卒業するって、もう一人でも行動できるところを見せるって、


チソンが言うあの時とは、マークヒョンと俺でチソンを説得した時のことだろう









昔からチソンは小説が好きで母さんが頻繁に図書館に連れていっていた


そのためか、書く力が身について感想文や意見文ではよく賞も貰っていた程だった


実は両親に隠れて少し小説のような、物語のようなものも書いていたぐらいチソンは小説というものに目がない少年だった




でも両親をなくした時から小説なんかに目もくれず、マークヒョンや俺の手伝いに励んでいく毎日だった



MK
MK
チソンア?
JS
JS
ん?なに?
MK
MK
その、小説は?
JS
JS
え…?
MK
MK
だから、その、
JM
JM
あ、ヒョン。僕が変わりに言うよ
MK
MK
うん、ありがとな
JS
JS
ちょっとちょっと、二人してなにか企んでるの?

やめてよね笑


なんて切ないような笑みを浮かべる


JM
JM
チソンア、
JS
JS
ん?
JM
JM
もう小説を書く気はない?

少し目を見開いたチソン

かと思うといつも通りにもどった


JS
JS
…小説って?
JM
JM
だから、チソンがいつも書いてた小説だよ
あれはもう書く気はないのか?
JS
JS
なんの事だかさっぱり分からないな笑
ヒョン、夢でも見てたんじゃないの?笑


少し強ばった表情をしながら無理に笑っているチソン


"思い出させないで"

とでも言いたいのか俺の方に少し睨みをきかせる


あぁ、チソンア。こんな兄貴でゴメンな



MK
MK
じゃあ、なんでそんな表情をするだよ
JM
JM
…ヒョン?

発言しようとした俺を止める
MK
MK
書きたいんだろ?本当は
JS
JS
何言って、
MK
MK
書きたいんだろ!小説!

MK
MK
だったら書いていい!

MK
MK
お金の事や今後のことはお前が考え込むことじゃない!
MK
MK
住み込みで頑張るのであれば俺達が全て解決させるから!
JS
JS
…ヒョン、


そういうと泣き出すチソンイ


小さい体でここまで頑張ったんだよな?

辛かったよな?ごめんな、


そんな気持ちが一気に溢れてきて少し息ができなくった


マークひょんはチソンをだきしめている


チソンイ?お前ならできるよ、。大丈夫。





JS
JS
僕さ、ジェミニヒョンの事もマクヒョンの事も大好き
JS
JS
お母さんとお父さんの事も、今でもずっと

JM
JM
チソンア、、


涙を少しうかべなら誇らしそうに話すチソンイ


あぁ、なんだ、。

お前はもう立派な人じゃないか



JS
JS
だからね?ひょん?
JS
JS
僕は絶対に賞をとる
JS
JS
まだ時間はかかるかもしれないけど、いつかヒョン達にみせるから、
JS
JS
応援して欲しい



固く決心した声でそう誓うチソン




迷いなんてない。だって俺とマークヒョンのたった一人の大切な弟だから


死ぬまで応援させてよ

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