第10話

Episode / 9
164
2026/06/29 05:08 更新

最近、朝が少し苦手になった。
あなた
……ん

目が覚めても身体が重い。

起きようとしても力が入らない。
あなた
起きれるぅ……
💫L
大丈夫?

振り返ると、凪が心配そうに見つめていた
あなた
あ、ごめん……起こしちゃった、?
💫L
そんなんいいよ

凪はゆっくり私の前にしゃがむ
💫L
気持ち悪い?
あなた
ちょっとだけ……
💫L
そっか
💫L
水持ってくるから待ってて
あなた
ありがとう……

コップを持って戻ってきた凪は、ベッドの横へ座る。
💫L
飲めそう?
あなた
うん
💫L
無理しないでいいからね
あなた
衣装決めなきゃ……
💫L
これにしよう






























あなた
らいとくん嫌がるくない?
💫L
そんなん知らん((
💫L
あいつ意外と可愛いとこあるから大丈夫
あなた
でも迷惑かけちゃう……
💫L
迷惑なんかじゃないよ
💫L
今はあなたの下の名前の体が一番だし、
あなた
……
💫L
仕事には代りがいる

そう言って、そっと私の手を包む
💫L
でも、あなたの下の名前の代わりはいないの





















💫L
だから

親指で私の手を優しく撫でながら続ける
💫L
頑張ろうとしなくていい
💫L
甘えていいよ __ .
あなた
ごめん、、
💫L
なんで謝んの
💫L
夫婦なんやからさ
💫L
しんどいときくらい頼って
あなた
……うん
💫L
そのために俺いるんやからさ

涙が一粒、頬を伝った。

凪は何も言わず、その涙を指でそっと拭う。
💫L
今日はなんもしな〜い
あなた
……
💫L
一緒にゆっくりしよ
あなた
うん
💫L
よ〜し
💫L
朝ご飯、食べれそうになったら教えて
💫L
食べれたかったら別のもの考える
💫L
焦らないでいいからね

その声が、いつも以上に温かく感じた。

私は改めて思う。

この人と結婚して、本当によかった。

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