第86話

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2024/04/02 12:23 更新
こんな議論をした後は、吉良さんの作った夕飯を皆で食べることになった。小さい頃から吉良さんの手料理が大好きなので凄く嬉しい。久し振りだから最高にハイになりそう←



今日は私がいると言うことで、私の大好きなハンバーグを作ってくれたらしい。なんて気遣いの出来る人なのだろうか。小さい頃「私大きくなったら吉良さんと結婚する〜!」なんて言ってたけど本当に結婚したいわ((



小さなテーブルを何とか全員で囲んで、狭苦しい食卓ではあったが食事にすることにした。
吉良
ごめんねあなた、こんな男ばかりのむさ苦しいところに女の子1人で座らせてしまって…。
星野川あなた
いえ!小さい頃からこうだったから寧ろ好きです!あったかいし!
ジョセフ
やっぱ俺その位置には下心しか感じねぇよ…なァ〜?カーズさァ〜ん?
カーズ
さあな、なんのことだか
ジョセフ
とぼけてんじゃねぇよウィンウィン野郎
ジョセフさんがこうも不満げなのには訳がある。実は今私はカーズさんの上に座っているのだッ!昔からここは私の定位置だ。



お母さんの話によると、「昔どうしても泣き止まなくて困った時に偶々電話が来ちゃったからその場にいたカーズさんに預けたら、膝に座らせた瞬間急に泣き止んだのよね〜」とのことらしい。



実際今もここに座ると凄く落ち着く。なんか、言葉には表せないんだけど本能的な何かがリラックスしている。何でだろう、温もりがあるからかな。
ジョセフ
あなたもあなたでよォ〜、その〜、恥ずかしいとかはねぇの?男とそんな近距離にいて
星野川あなた
流石に16年もここにいたら慣れちゃって…あはは…。
ジョセフ
(こりゃあ落とすのがハードだな…。)

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