沈黙が流れる。2人とはぐれてしまった事、ちゅわんちゃんの事。急にこの世界の様子が変わって、理解が追い付かない。
何か嫌な予感がする…ぉにきが言った鉄っぽい臭い。前、シャワー室…?メインホール?側からするこの臭い。
俺達の言いたい事は一つだけ…
それはちゅわんちゃんの服に付いた…
展望デッキ
Alive、Fiction
~~!~…!
~~!~~!
キッチンと展望デッキを繋ぐドアが開く
視界は、ほぼ見えない。まるでスポットライトに当てられているような感じで、自分しか照らされない。2~3mでも離れると見失ってしまう。
メインホール
al.side
瀬戸の様子が可笑しい。何かを察した瞬間、絶望したような。この先に何があるのか知っている…?
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
瀬戸が涙目になりながら叫び声のほうに走っていく。俺達も追いかけていくと、
目の前には、変わり果てた姿のなな湖さんがいた。
誰かに布を掛けられているが、血がベットリついていて、どれだけ酷いか嫌でも分かる。襲われてから時間が経っているのか死臭が酷く、瀬戸やかげまるは吐きそうになっている。
「カヒュッ…ゲホッ……ゴホッゴホ」
「クロム!大丈夫かッッ」
「たか、ださッッ……ゲホゲホ」
「クロム!」
「クロム大丈夫かッッ……!」
「ごめんッ…置いてってッ」
「急いで手当しないと!!!」








































編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!