第81話

六十四話
486
2023/01/05 12:27
リケ
僕は祝福の言葉を使っていきたいです。
人々を祝福して、幸せにしたいから。
ミチルやルチルのことも。
ルチル
ありがとう。とっても嬉しい。
リケは優しい、おりこうさんだね。
ルチル
ミチルも優しいおりこうさん。
私は2人がとても大好きだよ。
ミチル
えへへ.........。
リケ
えへへ.........。
ルチルに褒められて、
リケとミチルが照れくさそうに笑い合う。
優しい光景を眺めていると、
ネロが近づいて来た。
ばつが悪そうに目をそらしながら、
小さな声で言う。
ネロ
参加するよ、パーティとパレード。
賢者様
え?本当ですか.........?
ネロ
今回はひとまずな。
東の国でやる訳でも無いし.......。
ネロ
パーティやパレードに出た魔法使いが立派そうに.......。手強そうに見えたら、あぁいう呑気な奴らを、利用する輩も減るだろう。
賢者様
ネロ.....。
ありがとうございます。
ネロ
礼を言われることじゃない。
ただで飲み食いさせてもらうだけだしな。
ネロ
.......北の魔法使い達は?
あいつらはどうせ来ないだろう?
賢者様
出来れば来て欲しいんですが.......。
自分達よりも強い、オズの命令じゃ無ければ
従わないだろうって.........。
ネロ
まぁ、そうだろうな。
.......その方がいい.......。
賢者様
ネロ?
ネロ
いや、何でもない.......。
賢者様
ルチル。
ルチル
賢者様。
賢者様
遠くから聞かせてもらってました。
今度俺も参加させて下さい。
皆と一緒に世界のことを覚えたいです。
ルチル
賢者様に授業なんて、
緊張してしまいますね。
でも、喜んで!
賢者様
ルチルとミチルは、
兄弟で魔法使いなんですよね。
ご両親も魔法使いだったんですか?
ルチル
父は人間ですが、母は魔女でした。
大魔女チレッタと呼ばれていて、
なかなか有名人だったみたいです。
ルチル
ミチルを生んで、
死んでしまいましたけれど、
明るくて、陽気な魔女でしたよ。
賢者様
そうだったんですか......。
いいお母さんだったからこそ、
ルチルも優しい方なんでしょうね。
ルチル
ありがとうございます。
母様のおかげもありますけど、
母様の友達のおかげでもあるんです。
賢者様
チレッタさんのお友達?
ルチル
えぇ。
ルチル
ミチルがお腹にいる時に会ったんです。
子供の私が見ても、かっこいいおじさんだったな。
ルチル
力の強い魔法使いや魔女は、
自分の死期を予感できるんです.....。あの時、母は自分は長くないだろうと言いました。
ルチル
驚いて、泣き出しそうになる私に、
母の友達は魔法を見せてくれたんです。
山が一瞬で消し飛ぶぐらい、凄い魔法でした。
賢者様
山が一瞬で.........。
魔法でそこまで出来るんですね.......。
ルチル
えぇ。
ルチル
おじさんは魔法を見せた後、私に変なお守りをくれて、約束してくれたんです。
あなたとあなたの弟は俺が守りますって。
ルチルははにかんで笑った。
るな
るな
どーもるなです。
るな
るな
今日、なんで更新したかと言うと!
るな
るな
なんと、自分、今日誕生日だからです!!
るな
るな
うぇーい!
るな
るな
何歳になったかというと、14歳になりましたぁ〜
るな
るな
LINEではね学校の奴らとね親戚がね祝ってくれてねめちゃ嬉しかったです
るな
るな
てことで今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

プリ小説オーディオドラマ