体育祭は無事終了し、幼馴染の機嫌も良くなったことから、全てが丸くおさまったような気がしていた。
しかし…
放課後に、と約束した星川に捕まってしまったので、いつもの4人組と私たちの打ち上げの話は延期になった。
長い話なので、順々に話していくことになった。
借り人での話や、中庭での話などしているうちに、その話題が出てきてしまったのだ。
ここまでくると、幼馴染のことも言わなくてはいけなくなる。
しかし、それは前から言いたいと思っていたから。
それでも、やはり緊張はするもので。
やっとか〜、と星川は前から知っていたと言うような反応をする。
体育祭終わりの帰り道。
幼馴染は星川さんに連れて行かれてしまったから、仕方なくなぎちゃんと帰る。
雲雀と奏斗はクラスで打ち上げがあるらしい。
奏斗はクラス同じだけど、俺はあんまりそういう賑やかなのは得意じゃないから参加しなかった。
<ひば
季節が巡れば、雪は溶け、花が咲く。
また、新たな花が咲くとき、別の花はどこかで散っている。
そうやって、世界は回っていくのだから。








![[srp]落ちたかも](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-assets/static-images/novel-cover/motif/mid-motif-26.jpg)


編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。