第32話

打ち上げには甘い話
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2025/05/20 11:00 更新



体育祭は無事終了し、幼馴染の機嫌も良くなったことから、全てが丸くおさまったような気がしていた。


しかし…
hskw
星川とことん聞くからね!!


放課後に、と約束した星川に捕まってしまったので、いつもの4人組と私たちの打ち上げの話は延期になった。


あなた
そうは言っても、どこから話せばいいか…
hskw
全部話して!ゆっくりでいいから!
hskw
ほんとに星川なんも知らないんだからね!?クラステントにいたかったのに!!
あなた
はいはい
あなた
そうだなあ〜





hskw
えっ!?雲雀に告られた!!?
あなた
ちょ、声でかいって


長い話なので、順々に話していくことになった。


借り人での話や、中庭での話などしているうちに、その話題が出てきてしまったのだ。




hskw
えー、雲雀ってあなたのこと好きだったんだ
hskw
全然そんな気しなかったわ
あなた
なんか、本人曰く諦めてたんだって
あなた
付き合いたいって気持ちは今はなくて、ただ好き、みたいな?
hskw
え〜
hskw
(多分雲雀はセラフがいなかったらガンガン行くんだろな)


ここまでくると、幼馴染のことも言わなくてはいけなくなる。


しかし、それは前から言いたいと思っていたから。


それでも、やはり緊張はするもので。

あなた
あのね…それで、その
hskw
うん


あなた
私、セラのことが好き…みたいで……
hskw
えっ!?
hskw
やっと自覚したってこと!?
あなた
う、うん


やっとか〜、と星川は前から知っていたと言うような反応をする。


hskw
でもよかった
hskw
じゃあ雲雀のことは振ったんだね?
あなた
振る、というか…
あなた
好きって言われただけで、付き合って欲しいって言われたわけじゃないから…
あなた
でも、セラのことはちゃんと話したよ!私の気持ちも、知って欲しかったから
hskw
えらい!上出来!


hskw
じゃあ、セラフにはどんどんアタックしていくの?
あなた
できたらそれがいいかな、って感じ…です
hskw
んはっ、照れてるじゃんちょー可愛い
あなた
だってぇ…!
あなた
慣れてないから、こういうの……
hskw
大丈夫!星川がとことんサポートするから
あなた
うん、ありがと


体育祭終わりの帰り道。


幼馴染は星川さんに連れて行かれてしまったから、仕方なくなぎちゃんと帰る。


雲雀と奏斗はクラスで打ち上げがあるらしい。


奏斗はクラス同じだけど、俺はあんまりそういう賑やかなのは得意じゃないから参加しなかった。

srp
ね、聞いてよなぎちゃん
skng
なに?
srp
あなたのsrpから呼ばれたい名前がかっこいいって言ってくれたんだけど
skng
え!?
skng
あのあなたさんが!?
srp
そう。俺まじ嬉しくてさ、顔キモくなかったかちょー心配なんだけど
skng
それは知らねえよ
srp
やばい、嬉しすぎて。明日俺死ぬんかな
skng
縁起でもないこと言わないでくださいよ
<ひば
あなたのsrpから呼ばれたい名前
今日はありがとう!
あなたのsrpから呼ばれたい名前
セラにかっこよかったって言えた!!
ひば
まじ!?
ひば
よかったね!!









季節が巡れば、雪は溶け、花が咲く。




また、新たな花が咲くとき、別の花はどこかで散っている。




そうやって、世界は回っていくのだから。







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