体育祭は無事終了し、幼馴染の機嫌も良くなったことから、全てが丸くおさまったような気がしていた。
しかし…
放課後に、と約束した星川に捕まってしまったので、いつもの4人組と私たちの打ち上げの話は延期になった。
長い話なので、順々に話していくことになった。
借り人での話や、中庭での話などしているうちに、その話題が出てきてしまったのだ。
ここまでくると、幼馴染のことも言わなくてはいけなくなる。
しかし、それは前から言いたいと思っていたから。
それでも、やはり緊張はするもので。
やっとか〜、と星川は前から知っていたと言うような反応をする。
体育祭終わりの帰り道。
幼馴染は星川さんに連れて行かれてしまったから、仕方なくなぎちゃんと帰る。
雲雀と奏斗はクラスで打ち上げがあるらしい。
奏斗はクラス同じだけど、俺はあんまりそういう賑やかなのは得意じゃないから参加しなかった。
<ひば
季節が巡れば、雪は溶け、花が咲く。
また、新たな花が咲くとき、別の花はどこかで散っている。
そうやって、世界は回っていくのだから。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!