第34話

34#好きって言ってよ(短)
1,310
2025/08/11 06:02 更新
曲を元にお話作ります!!!!!


















恵比寿がにやりと笑って、僕に声をかけた


恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
ねぇ、2文字しりとりしよ?


あなたの下の名前先生は首をかしげながらも、快く応じる。


(なまえ)
あなた
? いいですよ?


恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
キス
(なまえ)
あなた
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
ミス
(なまえ)
あなた
スリ
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
リス
(なまえ)
あなた
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
ナス
(なまえ)
あなた


恵比寿はじっと僕の顔を見つめて
やや疑わしげに言った。



恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
……わざとやってる?


あなたの下の名前先生はきょとんとしながらも、少し笑って答える。



(なまえ)
あなた
え?
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
(好きって言ってよ…)





恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
もう1回!!
(なまえ)
あなた
えぇ……




恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
マス
(なまえ)
あなた
スパ
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
パス
(なまえ)
あなた
刷る
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
留守
(なまえ)
あなた
吸う
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
(なまえ)
あなた


僕がまた一言返すと恵比寿は
ふいに眉間に皺を寄せ、小さく呟いた。



恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
好きって言ってよ…



その声はいつもの軽口やからかいとは違って
震えるほどに繊細で、どこか切なさを帯びていた。




僕は驚いて目を見開き、恵比寿の
視線の奥に隠れた強い想いを感じ取る。




その瞬間、恵比寿の表情が少しだけ柔らかくなり、
けれどどこか覚悟を決めたような熱がそこにあった。





僕はゆっくりと息を吸い込み、静かに言葉を紡ぐ。





(なまえ)
あなた
じゃあ言うね?
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
え?
(なまえ)
あなた
好き好き好き好き 
好き好き好き好き愛してる




僕が繰り返すその言葉はどんな言葉よりも
重く深く、恵比寿の心の奥まで届いた。



恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
……ズル、
(なまえ)
あなた
なーにが




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