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第15話

💧🖤
175
2024/06/11 09:00


































ガタッ






























伏黒恵
あなた
っ……




…………呪詛師





















呪詛師
………呪術師
呪詛師
しかも学生………ま、殺せば同じか










そう言い、その呪詛師は私達に攻撃を仕掛けてきた。













伏黒恵
(出会って早々攻撃かよッッ)
あなた
(うっっざッ)









まぁ………頑張って避けたけど。






 

































呪詛師
……あれ、お前もしかして……………
あなた
……〜っ













目が合ったかと思えば私の事を指差してくるソイツが


何を言おうとしたか一瞬で理解した。



























呪詛師
じゅ…
あなた
黙ってッッッッ!!!






















ゴッっと重たい音が鳴り響き、呪詛師が床に倒れ込んだ。














































 







あなた
………あ、



頭から血を流した呪詛師を見て体が固まる。






あなた
…………え、死んだ?


伏黒恵
いや…気絶しただけだ









拘束するぞ、と伏黒は縄で呪詛師を縛り始める。












あなた
あ……手伝う





そう言って私は呪詛師の足元に縄を巻いていった。




































































あなた
とりあえずこの呪詛師置いておく?














縄でこれでもかというくらい呪詛師を縛ってその場を立ち上がった。










伏黒恵
あぁ。
伏黒恵
多分もう一人のほうが毒を所有してい…
伏黒恵
隠れろッ、!
あなた
っ?!


























そう、急に腕を引っ張られ目の前にあったデスクの下に押し込まれた。
















































































あなた
(……近っ)





……薄々思ってたけど人間って呪霊と違って距離感考えないタイプ?(呪霊も考えていません)























あなた
……どうゆう事
伏黒恵
玉犬が呪詛師に反応した
伏黒恵
ソイツがこの辺通り過ぎたら背後から拘束するぞ
あなた
分かった






返事をするのと同時に顔をあげた。






































伏黒恵
………、!
あなた
……ぁ












































パチっと視線が交わる。
























  










































あなた
(……ガラスのよう)






























……私とは違う。

















































































あなた
(……本物の瞳)























































































伏黒恵
(あ、……呪詛師通り過ぎた)
伏黒恵
悪い、為茉十……急に引っ張って。
伏黒恵
大丈夫か?
あなた
全然大丈夫
















あなた
(………心配された?)









そう言えば伏黒は優しいもんね。


でも……
















































































  

























































あなた
(呪霊にその優しさは駄目だなぁ)


































































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