ボソッと呟いた千冬ちゃんを僕とタケミっちは見る
場地は深呼吸をする
じろりと見ると車の上には参番隊メンバーがずらりと並んでいた
場地はゆっくりと髪を結ぶ
そう言うと場地は鉄パイプを持つ
場地はすぐさま飛ぶ
場地は車のガラスを割ってそのまま圧巻している参番隊メンバーをぶっ飛ばす
そう僕は言う
数分後場地は稀咲の所へもう着いていて
稀咲の後ろにいた濱田も倒れていた
そして鉄パイプを稀咲に向けていた
場地の髪の毛が風に乗りゆらゆらと動く
悔しそうな顔で稀咲は場地の事を見上げていた
稀咲は表情を変える
場地は鼻を鳴らす
場地は立ち尽くしたまま
口から血を吹き出す
何度も何度も…口からデロデロと血が溢れる
稀咲を目の前にして膝から崩れ落ちる場地
場地は白目を向きながら倒れる
千冬ちゃんは稀咲の前へ走る
そう思い僕は車の上を走る
僕の頭にはノイズが大きく流れる
真顔でそう言う稀咲
そう千冬ちゃんが稀咲を睨んでいると
抱えていた場地の体がピクりと動く
千冬ちゃんが後ろを向き場地をじっと見る
場地の腹部から血が垂れる
僕の腕が震えだす
千冬ちゃんはかず君が転がっているほうを見る











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!