あなたの国名Side
…どれくらい経っただろうか、
あの自己紹介の後は地球温暖化などの環境問題について話し合った。…
初めての世界会議だからか、全然知識が追いつかない。
独立前に少しは勉強をしておくべきだったのかもしれない。
…あともうすぐで今回の会議は終わりそうだ。
国連さんの声が響く。
これで2時間あまりの会議は幕を閉じた。
…隣の日本、すごい真面目に聞いててすごかった、尊敬…
そんなことを考えながら資料をカバンに詰め込み、帰る支度をしていた時、遠くから数回くらい聞いたことのあるような明るく幼目の声が聞こえてきた。
…イタリアさんだ。
さっき声は聞いたが、なんだかんだでこれが初めての対話だな。
少し首を傾げ、イタリアさんに聞く。
イタリアさんは少し目を見開いてからニコッと笑い、
そう言うイタリアさん。
…初めての貿易相手…!?初めての貿易相手が大国だなんて恐れ多いかも…、でも自国発展のチャンス…!!!まだ独立したばかりだし、最初はイタリアさんに頼るのもアリなのかもしれない。
イタリアさんはニコニコと笑って手を大きく使い喜んでいる。…幼くて可愛いな、と思いながらも微笑み返す
イタリアさんはそう言う。
…思ってたよりも優しい国が多くて安心した。
親しい国が増えて悪いことはない。
そう言うとイタリアさんはさらに嬉しそうに私の手を両手で包み込むようにつかみ、握手…?的な動きを大げさに、私の腕をぶんぶんと上下に振り回す。
…腕がぁぁぁ…()
…独立戦争後だからまだ国内は荒れている。
早めに復興して、国民のためにも頑張らなくちゃ…
やっぱ敬語は癖なのかもしれない。
いつかタメ口でイタリアさんとも話したい。
イタリアSide
世界会議がやっと終わったんね…!!
長かったんね…
でも、いつもよりは楽しかったんね!!
あなたの下の名前ちゃんの仕草は見飽きないんね…!
…以外と気持ち悪い考え方かもしれないけど…事実だからしょうがないんね…!!!
…まあ会議も終わったことだし、あなたの下の名前ちゃんに話しかけてみたいんね!
そう、勢い良くあなたの下の名前ちゃんの元へ走り、名前を呼んでみたんね、
少し首を傾げるあなたの下の名前ちゃんも可愛いんね…!!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。