カリムの目の前にいるのは風柱ににたような風格を持っている癸隊士である玄弥。
彼は元々次男だし、兄弟が多いことにはカリムと変わらないので気が合いそうではある
カリムと合同任務地にいくまで話していると(カリムが一方的に話ているだけ)玄弥も段々緊張が解けてきたのか相槌をうってくれるようになった。
カリムはそれが嬉しくてついポロリと兄弟のことを話し始めた。
唯一の救いが会話の主導権がカリムだったお陰でここまでですんだのだが、ここでレオナやイデアであったらおそらくぎすぎすになるだろう…
(だって兄を嫌うレオナと弟に執着しすぎているイデアさんだから…)
任務地
玄弥の声を遮って、カリムの真横スレスレに鬼の爪が飛んできた。
二人は鬼と距離を置き、鬼を観察する。先程玄弥の行った通りなら、ここらいったいの人間を食ったのなら、相当強いはず、
攻撃手段を見て、相手の隙を見つける。
これが二人にとって最善の行動である。
カリムはバランス感覚がとても良いので、多少無理矢理な動きをしてもお得意のダンス感覚で体制を戻せる。
玄弥は玄弥で体格が良いから早々吹っ飛ばされはしないし、なによりあの岩柱に鍛えてもらっているのだから、岩のようにズッシリと構えている。
カリムがとんで、空中で攻撃し、玄弥がカリムの足場を確保し銃で狙撃する。
意外に良いコンビであった。
来る途中までに話したお陰か息も多少はあっているし、どこが得意分野かを話したので二人は利害の一致で動くこともできている。
玄弥が目を潰し、その隙にカリムがユニーク魔法で鬼の中に水を増やし溢れさせ鬼を跡形もなく破裂させた
少々(?)グロいが鬼を無事討伐。カリムは玄弥に抱きついて頭をよすよすと撫でる。玄弥は、初めて鬼食いをせず倒せて、よすよすされることを躊躇わずカリムにおなじく抱きついた。
暫くして我に返った玄弥がカリムをいそいそとはなし、次の任務へと旅立った。
カリムも玄弥に再度お礼をし、次の任務
無限列車へいこうとするのだった、












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!