前の話
一覧へ
次の話

第1話

01
31
2022/11/08 00:00 更新
凍える寒さのクリスマスイブの日。

私は死を目前とした者の魂を回収に来ていた。
000
000
あーもう💢
なんでクリスマスイブ仕事しなくちゃいけないわけ?!
000
000
今頃天使は暖かいところでグータラしてんのに、なんで死神は重労働なわけ?
000
000
魂の回収も大変なんだよ💢
000
000
(ていうか、全然見当たらないんだけど)
000
000
(あ、ベンチだ❣️ちょっと休もーっと)
000
000
。。。
勇
。。。
そこには真冬だというのに薄着で
ぐったりしてる男が横たわっていた
000
000
大丈夫?
勇
。。。。。
000
000
!!
000
000
(回収する魂と同じ顔じゃん!)
回収する魂はリストになっていて
それぞれ顔写真と本人確認のための情報が載っている。
000
000
——————————————
櫻井勇いさむ
2005年2月2日生まれ 17歳。
〇〇高校の2年生。
——————————————
000
000
君のこと?
勇
、、、
勇
あなたは誰ですか?
000
000
死神🕴🏻
勇
?!
勇
僕のこと連れて行くんですか?
000
000
死神が来たってことは
そういうことだね
勇
僕はまだ死ねません!
連れて行かないでください!
000
000
みんなそう言うよ。
000
000
でも後悔のない死はないって言うじゃん?
000
000
君ならきっと前世の行いもいいし裕福で幸せな家庭の子に生まれ変われるよ
勇
死ぬ前に探さないといけない人がいるんです!
000
000
探さないといけない人?
勇
はい
勇
僕は小さい頃に大きな交通事故にあったんですがあるおじさんが助けてくれたおかげで死なずにすんだんです。
000
000
ふーん。
000
000
じゃあ一回助かったんだから十分でしょ?
今回はそうは行かないよ
勇
そんな、、、
勇
じゃあ!交換条件っていうのはどうですか?
000
000
。。。
000
000
(迎えに来た死神と交換条件?
なんて厚かましい人間なの!)
000
000
、、、言ってみて。
聞いてから考える
勇
助けてくれたおじさんを探すのを手伝ってください!
そのかわり見つかったらその場ですぐ連れて行って構いません!
000
000
手伝う??
000
000
(何言ってんの?笑わせないでw)
勇
(⸝⸝o̴̶̷᷄  o̴̶̷̥᷅⸝⸝)
000
000
。。。
000
000
、、いいよ
000
000
(一回くらい助けても大丈夫だよね?
体も傷だらけだし、目的も自分を助けてくれた人を探すだけだし、一回くらいはね、一回くらいは、、、)
勇
ほんとですか!
000
000
うん。
000
000
そのかわり、見つかったらその場ですぐに連れて行くからね!?
勇
はい!!
勇
ありがとうございます!
。・゚・(ノ∀`)・゚・。
000
000
(なんなの、憎めないやつって感じ(*¬д¬*))

勇
あの、僕そろそろ帰らないと。
000
000
あー、そうだね。帰らないと
000
000
1人で帰れるの?
勇
はい!
000
000
、、、
000
000
わかった、じゃあ
勇はそのまま帰った
次に会う約束も、この寒さの日に外でぐったりしていた理由も、話さずに。。。
000
000
(まあ私がそのまま大人しく帰るわけないよねーっ!)
000
000
(だって回収するはずの魂回収しなかったら私が怒られちゃうもんっ!)

私は姿を消して勇の後を追った

プリ小説オーディオドラマ