第10話

💫
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2020/11/09 12:08
あなたside



『…っ、?』


なんだか、ふわふわしてる…ベッド?


でも、においちがう…


松村「…(カタカタ)」


『…?ほくとくん…?』


松村「っあ、起こしちゃった?」


そっか、今日北斗くんのうちにお泊まりなんだ…


松村「ベッド運んだんだけど…」


『あ、ありがと、ごめんね?』


松村「や、大丈夫」



北斗くんはおもむろに立ち上がり

リビングに向かおうとする


『…まだ寝ないの、?』


北斗「…あー、俺はソファで寝るよ」


『っえ、だめだよ!』


流石にそれは申し訳ないし…


北斗「…あなたはベッド使っていいから」


『ちょ、まって北斗くん!』


北斗「…なんで、」


『…っえ』


北斗「俺だって、男なんだよ」







そう呟いた北斗くんは


私をベッドに押し倒した







『…ほ、くとく…んっ、!』


北斗「…好きな女が隣で無防備で寝てんの見て、我慢なんてできるかよ」


『っ、まって、北斗くん、なに…!?』


北斗「黙ってろ」


『…んぅっ、/ や、んむぅ、ぷぁ、っやっだぁ….!』





いつもと違うキス






北斗「…ごめん、泣かせるつもりじゃ無かった」



自分がなんで泣いてるのか分からなくて、

 
ただ、いつもと違う北斗くんがなんだか


すごく悲しそうに見えた。






松村「あなたは、まだ無理しなくていいよ」







頭を撫でた北斗くんは、部屋を出て行った










ドアが閉まる音が部屋に響いた




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