ワースside#*
最近噂になっている あなた という奴が気になって
寮内を少し歩いていた
どんな奴なのだろうという疑問と、
そのあなたの家系 あなたの名字
あなたの名字家は超名門で代々魔法局に勤めているほどらしい
はぁ、無駄足か、
そう思い自室へ戻って勉強をしようとした
その時だった
声が聞こえた方には
確かに あなた が居た
考えるより先に体が動いた
勧誘をした
こいつが入ってくれれば、
これからの事が、多少安心できるかもしれない
それに、こいつも、かは分からんが
俺と同じ境遇に居た可能性が高い
俺の、唯一の理解者になってくれるかもしれない
まぁ、そうなるわな、
そういうと、少し驚いた顔をして
俺のことを見ていた
そんなに驚くほどのことか?とも思ったが
気にしないことにした
長くなりそうなんでpart2へ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!