第7話

東京
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2026/05/25 20:00 更新
東京に戻って来てからは
テレビ局の事務アシスタントのバイトについた
職場は働きやすくて、長く働く続けることができた

だから高校卒業から6年が経った今
私は、正社員で働いている


仕事の方は順調だけど
恋愛には縁がなく
もう3年も彼氏がいない






ある日
社食でランチを済ませ
デスクに戻ろうとしていると
目の前から
背の高い数人の男性が歩いて来た

顔はわからないが
明らかにタレントのスタイル

端によって歩く私

近くに来た瞬間に
聞き覚えのある声がした


パッと顔を上げると
声の主と目があった






向井康二
え、、、あなた?





あなた
康二





一瞬のはずが
時が止まったようだった






驚いた表情の康二




私もまさか会うなんて思ってなかった







デビューした?


それともJr.としての仕事?


聞きたかった、、、


でも、私はただの局員


頭を下げて、エレベーターに向かった








デスクに戻った後も
どうしても気になって


『向井康二』で検索をした


"SnowManデビュー"


知らなかった



デビューしてたんだ、、、






その日の夜


InstagramのDMの通知が来た

知らないアカウント

『あなた 久しぶりやね。
俺、Snow Manってグループでデビューしたんよ。
まさか社食ですれ違うと思わんくて、びっくりしたわ。
あそこで働いとるん?』


どう見ても康二だった



『康二久しぶり。
 うん。事務の仕事してるよ。
 デビューおめでとう。これからも、頑張ってね。』


もっと色々聞きたい
でも、デビューしてしまった康二と
連絡なんて取ってはいけないと思い
素っ気ないメッセージで返した



向井康二
これからも頑張ってって、、、
会話続けられへんやん
そう言って康二はスマホを置いた

ソファに横になり、天井を見つめる





久しぶりに会えたのが
嬉しくて叫びそうになった

でもタイミングが悪くて
話す事さえできなかった

あの卒業式の日みたいに

あなたは俺の前から消えた


でも、俺も大人になった

だから、このチャンスを逃したくない


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