第5話

球技大会
479
2026/05/23 20:39 更新
流星と付き合って2ヶ月
それなりに続いている
流星
あなた
あなた
んー?
流星
今日の球技大会、ちゃんと見といてな
あなた
うん!頑張ってね!
流星
あなたも、頑張りや
あなた
うん、ありがとう
 


球技大会が始まった
外では男子がサッカー
体育館では女子がバレーボールが行われる




外ではちょうど
うちのクラスと流星のクラスが対戦している


流星を見ているつもりなのに
気づくと康二を目で追ってしまう



『私、、最低、、』







試合が終わる前に体育館に向かった


他のクラスの試合が終わり
自分のクラスの試合になった

前半はコートの外で応援をした


試合は接戦


後半になり、あなたもコートに向かった


みんなについていくように頑張った




そして、あなたの方にボールが飛んできた


前の子が下がってきているのに
日頃運動をしていないあなたは
一瞬目を瞑ってしまった



体育館に人の倒れる鈍い音が響いた

あなた
痛い





一瞬の衝撃の後
お腹に痛みを感じた



『ごめん!あなた大丈夫!?』



痛みで起きれない、、



倒れた時に
友達が私のお腹に乗ってしまったようだった


あなた
だい、、じょうぶ、、見てなくて、、ごめん


立とうとするけど
痛すぎて起き上がれない

自然と涙も出てくる





みんなが集まってくると
誰かが私を抱き上げた

向井康二
どき‼︎


痛くて涙が止まらない
涙で霞む視界の先に見えた顔




『康二』



あなた
康二、、歩く


康二は、一瞬こちらに視線を落とした


向井康二
黙っとき



康二に抱えられまま
体育館から保健室に到着した

向井康二
先生、あなた見たって



ベットに寝かされた後

先生に状況を話す康二の声が聞こえる



少しするとドアの閉まる音がして
先生がやってきた


少し休んで様子を見ると言われた








しばらくすると
痛みは良くなってきて
ただ天井を眺めた











ドアが開く音がして
誰かと先生が話している


流星の声


その会話の中に"向井"の名前が出ていた



少しするとカーテンが開いた
流星
あなた
あなた
うん
流星
お腹まだ痛む?
あなた
もう平気
流星
よかった



2人の空気のぎこちなさを感じる
言葉は優しいけど


康二に抱き抱えて連れてこられた事に
きっと流星は怒ってる

流星
また、帰りに迎えにくるな
あなた
流星、、ありがとう
ニコッと笑って流星は保健室を出て行った



流星が出た瞬間
緊張が解けたように大きな息を吐いた













この数日後



私はフラれた

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