ジジッ
耳元で機械音がする
土方からだ
俺は事前に土方から無線機的なのを渡されていた名前は忘れた俺は土方からの言葉に小さく頷く
ブチッ
と機械音が切れた
ガチャ
カツカツカツ
土方から何が指示を受け取ったのか隊士が入ってきて俺から無線機的なのを取ってしまった
そしてその隊士は入口の横に立った
そう言い姉さんは天使の様な笑みを浮かべた
この時俺は「あぁ、姉は変わってないのだな」そんな呑気な事を思った
けれど
そんな姉の目は
前とは違い
俺以外眼中に無い
そんな事を感じさせる目をしていた
そんな事を考えていたら
バンッ
土方達がドアを勢い良く開け入ってくる
土方達が隊士を抑える
そんな隊士を姉は
みぶきもしない
まるで俺以外要らないかの様な目をして俺を見ながら
俺は土方に連れられ部屋を後にしようとした
すると姉に呼び止められた
女の子、そう言われて心当たりが直ぐ付いた
姉さんが態々俺に教える
つまり俺の大切な奴
神楽だ
ダッ
俺は気がついたら走り出していた
そして姉さんの
「そう、それでいい」そういう笑みを見た

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。