第16話

救出
220
2024/12/01 16:23 更新




[新ジェリコ]_No side




あなた・ソーエが行方不明だということをアンドロイドたちは知った。どうにかして彼を救いたい

なぜなら自分たちを助けてくれたあなた・ソーエにお礼を言いたくて仕方ないからだ


マーカス
「情報ないのか?」

ノース
「イーサンなら知ってそうだけど、口を開けないわ」

サイモン
「一体どこに行ったんだ?」

奥からコナーが走ってきた

コナー
「あなたが見つかった」

ジョッシュ
「どこにいるんだ?」

みんなは慌てて身を乗り出し、RK800に聞いた

コナー
「…病院だ」

マーカス
「何…?」

コナー
「意識不明だそうだ」

ノース
「そんな…」

コナー
「僕は今から病院に行く」

サイモン
「俺も行く」

ノース
「私も」

マーカス
「全員行くに決まってる」

彼らは病院へ向かった


[病院]_No side


コナー
「ハンク、あなたの容態は?」

ハンク
「まだ目を覚ましていない。眠ってるようだ…」

ノース
「…何があったの?」

コナー
「あなたは山奥の家で見つかった。凍え死ぬところだったよ
左足と右腕、右目がない状態で…どうやってそこに行けるのか」

マーカス
「…イーサンを連れてくるべきだった」

サイモン
「だな」

ハンク
「あなた…お前まで失うのは辛い」

ハンクはあなたを息子のように思っているようだ
コールがいたらコールの兄になっていたかもしれない

5分ほど経っただろうか

あなたの手が少し動いた

サイモン
「あなた?」

また少しピクっと動いた

ジョッシュ
「声に反応してる…」

マーカス
「あなた!」


手は動かなかった
代わりに目が開かれた

ハンク
「あなた!聞こえるか?」

(名前)
「ハ…ンク…?」

ハンクはすぐにナースコールを呼んだ
しばらくして看護師が到着し、色々とあなたは診断された
何事もなく終わって喜んでいた矢先だった

あなた
「ハンク…この人達…誰?」

ハンク
「おい…覚えてないのか?」

あなた
「イーサンの友達?ならイーサンもいる?」

マーカス
「…いや、いない」

あなた
「そっか…まだ怒ってるのかな」

ノース
「あなた、いくつ?」

あなた
「僕?15だよ」

ハンク
「あなた、なぁ痛いところはないか?」

あなた
「平気だって…前も言ったでしょ。僕は痛みに強いから」

自信満々に言う彼に彼らは胸を痛ませた

あなた
「いつ退院できる?」

ハンク
「3日後だ」

あなた
「えぇ…ハンク一緒にいてくれる?」

ハンク
「もちろんだ」

あなた
「やった!ハンクがお父さんだったらいいのになぁ…」

ハンク
「…そうだな」

2人のやり取りにアンドロイドにはない心が傷んだ













<3日後>_No side

あなた
「やっと退院だ!」

ルンルンと嬉しそうにしているが、RK800はあなたの顔に手を当てた

コナー
「隈が凄いですね…寝れてないんですか?」

あなた
「寝てる!」

ハンク
「俺が起きた時にはもう既に起きててなんとも言えない」

みんながハンクを見るのでハンクは困りながら答えた

あなた
「…」

ハンク
「とりあえず…家はボロボロだ。あの家に住めるとも思えん」

窓は割れたが、それ以外はRK800とあなたが綺麗にしたはずだ
きっとこれ以上あなたが辛い目に合うのを見たくないのだろう

あなた
「そんなにボロいの?22歳なんだよね?僕」

コナー
「あなたのせいではありません。あなたがいない時に空き巣が入ってしまいまして」

RK800は優しい嘘をついた
実際、彼のせいでもない

あなた
「なるほどね!それは仕方ない!」

にしてもあなたの声が妙に大きい
元気なのはまだ分かる
辛いことがあったのを忘れようとする。彼の性格通り

あなた
「ならハンクの家に泊まる!」

ハンク
「名案だな」

マーカスたちとは別れハンク、あなた、RK800は職場に向かった






[職場]_No side



あなた
「こんちわ!」

「おお、復帰したのか」

「元気そうで良かった!」

「また話しましょ!」


みんなは笑顔であなたに話しかけた


ギャビン
「よぉ」

あなた
「どうも!」

ギャビン
「記憶をなくしたのは本当って訳か…」

あなた
「はい!」

ギャビン
「気持ちわりぃ敬語だな」






_You side


彼の言葉に少し聞き覚えがある
初めて会ったのに…なんで?

アマンダ
『私にその身を預ければ、そんなことも考えずに済むわ』

寝ても起きてもこの声ばっかりで頭がおかしくなる

アマンダ
『彼らにも心配をかけずに済む』

黙れ、しつこい


あなた
「今までどうやって話してたかも忘れたので!」

ギャビン
「普通に話せ。好きなように」

あなた
「分かった!」

ギャビン
「あとそのクソうるせー声もやめろ」

響くんだよ…なんて言うこの人
見覚えがあるんだよな
さっきのコナーって人も

アマンダ
『大丈夫。身を任せて』

いつになったら黙るんだ

あなた
「嫌だ!」

ギャビン
「なんでだよ!」

あなた
「ごめん!」






_No side




あなた
「あれ、この記事…」

あなたは記事を手にした
ページは彼が助けたアンドロイドのページ

あなた
「僕、彼知ってる気がする!」

ハンクとRK800はすごい勢いであなたを見た

あなた
「さっきのギャビン?って人も!」
コナー
「…思い出そうとしてる」

ハンク
「だな」

あなた
「思い出す…?」

アマンダ
『気にしちゃダメよ』

あなたにしか聞こえない声があなたの頭に響く

あなた
「思い出すって何?」

コナー
「記憶ですよ」

アマンダ
『彼は私を裏切った。嘘つきよ』

あなた
「僕が22歳だった時の?」

コナー
「そうです」

ハンク
「頭の中では分かってる…そうだろ?」

あなた
「頭の中で…」

アマンダ
『いけません!耳を貸しちゃ…』

あなた
「うるさい!!!」

ガシャンっ!と音がする
音の方を見るとあなたが耳を抑え、しゃがみ込んでいた

ギャビン
「おい、なんだよ」

あなた
「…なんでもない!」

さっきの歪んだ顔はなくなり、笑顔でそういうあなた
ギャビンはそうかよ…と言いその場から離れる

ハンク
「あなた、大丈夫か?」

あなた
「普通」

コナー
「あまり無理はしないで下さい」

あなた
「分かった!じゃあ、聞く!コナーはアマンダって人と仲悪いの?」

コナーの顔が強ばる

コナー
「アマンダのこと知ってるんですか?」

あなた
「ずっと話しかけられてる。正直ウザイし寝れないし、ストレスしかない」

ハンク
「じゃあ寝てないのか」

あなた
「うん」

アマンダ
『私のことを言ったところで何も変わりませんよ』

あなた
「うるさいなぁ、今喋ってるんだけど。邪魔しないで」

彼らに話したことによってあなたは2人の目の前でもアマンダと話すことした

あなた
「この人の知り合いと会うこととか出来ない?」

ハンク
「あぁ…可能ではあるな」

そう言うが、ハンクは苦しそうな顔をしている

あなた
「その人に会いたくないの?」

コナー
「大丈夫ですよ」

RK800はそう言ってるが、やはり会いたくなさそうだ










[カムスキー宅]_No side


コンコン


クロエ
「なんの御用ですか?」

ハンク
「イライジャ・カムスキーに会いに来た」

クロエ
「こちらへどうぞ」

あなた
「カムスキー…?」

ハンク
「知ってるのか?」

あなた
「僕の友達」

ハンク
「友達って…」


ガチャっ


イライジャ
「やぁ、久しいね」

あなた
「イラちゃん!めっちゃ久しぶり!」

イラちゃん!?とまさかの呼び方に2人は彼らを見る

イライジャ
「それで?今日はなんの要件かな」

あなた
「アマンダって人が僕にずっと話しかけてくる」

イライジャ
「あぁ…それは多分、君の一部が彼女に乗っ取られてるからだね」

あなた
「…じゃあその一部を取れば大丈夫?」









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